【2026年最新】個人事業主がネットショップを開業する方法|おすすめサービス比較から集客・確定申告までやさしく解説

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【2026年最新】個人事業主がネットショップを開業する方法|おすすめサービス比較から集客・確定申告までやさしく解説

監修者┃デジタルマーケティング専門家┃森 和吉

「自分のネットショップを持ちたいけれど、何から始めればいいのか分からない」「無料で簡単に作れるらしいけれど、本当に売れるの?」そんなお悩みはありませんか。

ネットショップの開業自体は、BASEやSTORESなどのサービスを使えば初期費用0円で始められます。しかし、作っただけでは売れません。個人事業主のネットショップで最も重要なのは、開業した「後」の集客と運営の仕組みづくりです。

この記事では、ネットショップの開業方法をステップごとに解説し、おすすめサービスの比較、届出・許認可の手続き、集客術、そして確定申告の基礎知識まで、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。

目次

個人事業主がネットショップを始めるメリット・デメリット

個人事業主がネットショップを始めるメリット・デメリット

ネットショップは「誰でも簡単に始められる」と言われますが、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで始めることが大切です。

メリット|低コスト・自由度・場所を選ばない

  • 初期費用0円から始められるサービスがあり、リスクを最小限に抑えられる
  • 自分の好きな商品を扱い、自分のペースで運営できる
  • ネット環境さえあれば自宅や地方からでも全国に販売でき、定年もない
  • 実店舗に比べて家賃や人件費がかからず、利益率を高めやすい

デメリット|集客の壁・業務の多さ・孤独感

  • ショップを作っただけではお客様は来ない。SNSや広告での集客が不可欠
  • 商品仕入れ、撮影、ページ作成、梱包、発送、問い合わせ対応……1人で全業務をこなす必要がある
  • 実店舗と違い、お客様の反応が見えにくく、モチベーション維持が難しい

特に「集客の壁」は多くの個人事業主がつまずくポイントです。ネットショップは太平洋に針を落とすようなもの、まず見つけてもらうための努力が欠かせません。

ネットショップ開業の全体ステップ【5段階で解説】

開業から運営開始までの流れを5つのステップにまとめました。この順番で進めれば、初めての方でもスムーズに開業できます。

事業コンセプトと商品を決める

「誰に、何を、どんな価値で届けるか」を明確にするのが最初のステップです。ターゲットが曖昧だと、デザインも価格設定も集客もブレてしまいます。競合が少なくニーズがあるニッチなジャンルを狙うのが、個人事業主の勝ち筋です。

出店方法を選ぶ(ASP型 vs モール型)

ネットショップの出店方法は大きく2つに分かれます。

出店方法イメージ代表例メリットデメリット
ASP型(独自ショップ)路面店BASE、STORES、Shopify低コスト・デザイン自由集客は自力
モール型ショッピングモールAmazon、楽天市場、メルカリShops集客力が高い手数料が高い・競合多い

初めてネットショップを開く個人事業主には、初期費用0円で始められるASP型がおすすめです。まずはリスクを抑えて小さく始め、売上が安定してきたらモール型への展開を検討しましょう。

ショップを作成して商品を登録する

ASP型サービスなら、テンプレートを選んで商品写真と説明文をアップロードするだけでショップが完成します。商品写真のクオリティは売上に直結するため、自然光で清潔感のある写真を撮ることを意識しましょう。

開業届を提出する

ネットショップで事業を始めたら、税務署に「個人事業の開業届出書」を提出します。提出しなくても罰則はありませんが、青色申告で最大65万円の控除を受けるためには必須です。詳しくは後述の「届出・許認可」の章で解説します。

集客施策を始める

ショップが完成したら、ここからが本番です。SNSでの発信、SEO対策、Web広告など、自分に合った集客手段を選んで運用を開始します。作っただけでは誰にも見つけてもらえないため、集客への投資(時間とお金)は必ず計画に入れておきましょう。

関連記事:【ECサイト】ホームページのリニューアルを成功させるために

【比較表付き】個人事業主におすすめのネットショップ作成サービス6選

【比較表付き】個人事業主におすすめのネットショップ作成サービス6選

個人事業主が利用しやすいサービスを6つ厳選しました。

サービス初期費用月額費用販売手数料特徴
BASE0円0円(スタンダードプラン)6.6%+40円/件最もかんたん。初心者に最適
STORES0円0円(フリープラン)5%シンプル操作。実店舗連携も可能
Shopify0円月額約4,000円〜決済手数料3.4%〜本格派。海外販売にも強い
メルカリShops0円0円10%メルカリ内の集客力を活用できる
Amazon0円(小口)月額4,900円(大口)8〜15%圧倒的な集客力。FBAで発送代行も
楽天市場要問合せ月額約2万円〜2〜7%国内最大級モール。ポイント集客力

※料金は2026年5月時点の情報です。プランや条件により変動します。

BASE(ベイス)|最もかんたんに始められる

ネットショップ作成サービスの中で最も手軽に始められるのがBASEです。スタンダードプランなら初期費用・月額費用ともに0円で、商品が売れたときにだけ手数料が発生する仕組みです。デザインテンプレートも豊富で、HTMLの知識がなくてもおしゃれなショップを作れます。

STORES(ストアーズ)|シンプル操作で初心者安心

STORESはシンプルな操作性が魅力で、初めてネットショップを作る方でも迷わず開設できます。フリープランなら月額0円、販売手数料は5%とBASEよりやや低め。実店舗との在庫連携機能もあり、将来的にリアル店舗を持ちたい方にもおすすめです。

Shopify(ショッピファイ)|本格運営・海外販売に

世界中で利用されているECプラットフォームで、デザインや機能のカスタマイズ性が非常に高いのが特徴です。月額費用はかかりますが、多通貨対応・多言語対応で海外販売にも対応。売上が伸びてきて「もっと本格的に運営したい」というフェーズの個人事業主に最適です。

メルカリShops|メルカリの集客力を活用

メルカリのアプリ内にショップを開設できるサービスです。メルカリの膨大なユーザーに商品を見てもらえるため、自力で集客する必要がないのが最大の強みです。ハンドメイド作品や少量生産品との相性が良く、まずは「売れる体験」をしたい方におすすめです。

Amazon|圧倒的な集客力と発送代行

言わずと知れた世界最大のECモールです。小口出品なら月額費用0円で始められ、FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用すれば保管・梱包・発送まで代行してもらえます。1人で運営する個人事業主にとって、発送作業の負担を減らせるのは大きなメリットです。

楽天市場|国内最大級の集客力

国内EC市場で圧倒的な存在感を持つモールです。月額費用は他サービスより高めですが、楽天ポイントの集客力やセールイベントの販促効果は強力です。すでに商品力に自信があり、売上規模を大きくしたい個人事業主に向いています。

ネットショップ開業に必要な届出・許認可

開業届と青色申告承認申請

個人事業主としてネットショップを始めるなら、税務署に「開業届」を提出しましょう。提出期限は事業開始から1か月以内です。併せて「青色申告承認申請書」も提出しておくと、確定申告時に最大65万円の特別控除が受けられ、大きな節税効果があります。

商品ジャンル別の許認可一覧

販売する商品の種類によっては、事前に許可や届出が必要な場合があります。

商品ジャンル必要な許可・届出届出先
食品(手作り菓子・加工食品)食品衛生法に基づく営業許可管轄の保健所
中古品(古着・アンティーク)古物商許可管轄の警察署
酒類通信販売酒類小売業免許管轄の税務署
化粧品化粧品製造販売業許可都道府県
ペット・動物第一種動物取扱業の登録都道府県

許可なく販売すると法律違反になるため、自分の商品が該当するかどうかを事前に必ず確認しましょう。

特定商取引法に基づく表記

ネットショップでは「特定商取引法に基づく表記」の掲載が義務付けられています。事業者の名前、住所、電話番号、返品・交換ポリシーなどを明記する必要があります。自宅の住所を公開したくない場合は、バーチャルオフィスの利用も検討しましょう。

個人事業主のネットショップ集客術|作っただけでは売れない

個人事業主のネットショップ集客術|作っただけでは売れない

ネットショップの最大の課題は「集客」です。作っただけでは誰にも見つけてもらえません。個人事業主が取り組みやすい3つの集客手段をご紹介します。

Instagram・SNS活用

ネットショップとの相性が最も良いのがInstagramです。商品の世界観やライフスタイルをビジュアルで伝えられるため、特にハンドメイド、アパレル、食品、雑貨との親和性が高い媒体です。ショッピング機能を使えば、投稿から直接購入ページへ誘導することもできます。

Xは新商品やキャンペーン情報の拡散に向いており、TikTokは商品の使い方や製作過程を短尺動画で見せることで若年層の興味を引けます。

SEO対策(ブログ・コンテンツ)

ショップに関連するブログ記事を書き、検索からの流入を増やすのも効果的です。例えば「革財布 手入れ方法」のようなお悩み系キーワードで記事を書き、記事内で自社の革財布を紹介する流れを作れば、購買意欲の高いユーザーを呼び込めます。

Web広告(リスティング・SNS広告)

短期間で売上を立てたい場合は、Google広告やMeta広告(Instagram・Facebook広告)が有効です。1日数百円の少額から始められるため、個人事業主でも取り組みやすい施策です。ただし、広告費が利益を圧迫しないよう、費用対効果を常にチェックすることが大切です。

確定申告と経費|知っておきたいお金の基礎知識

ネットショップの運営で得た所得は、確定申告で申告する必要があります。専業の場合は年間所得48万円以上、副業の場合は20万円以上が申告の目安です。

青色申告を選べば最大65万円の特別控除が受けられるため、同じ売上でも手取りが大きく変わります。開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出しておくのがおすすめです。

ネットショップ運営で経費にできる主な項目は以下のとおりです。

  • 仕入れ代(売上原価)
  • 梱包資材・配送料
  • レンタルサーバー・ドメイン代
  • ECサービスの月額費用・手数料
  • 広告費(SNS広告・リスティング広告)
  • 商品撮影用の機材・背景紙
  • バーチャルオフィス利用料

帳簿管理にはクラウド会計ソフト(freee、マネーフォワード等)を活用すると、確定申告の負担を大幅に減らせます。

よくある質問(FAQ)

副業でも開業届は必要ですか?

法的な義務はありませんが、提出することで青色申告の特別控除(最大65万円)が使えるようになるため、提出を強くおすすめします。副業であっても、ネットショップの利益が年間20万円を超えたら確定申告が必要です。

ネットショップの開業資金はいくら必要ですか?

BASE・STORESなどのASP型サービスを使えば初期費用0円で始められます。商品の仕入れ代や梱包資材、撮影機材などを含めても、数万円〜10万円程度あれば十分スタートできます。

住所を公開したくない場合はどうすればいいですか?

特定商取引法の表記に住所の記載が必要ですが、自宅住所を公開したくない場合はバーチャルオフィスを利用する方法があります。月額数千円で住所をレンタルでき、プライバシーを守れます。

法人化のタイミングは?

一般的には年間所得が500〜800万円を超えたあたりで、法人化による節税メリットが大きくなると言われています。ただし、社会保険の負担なども考慮する必要があるため、税理士に相談するのがおすすめです。

まとめ|ネットショップは「開業」より「集客」が勝負

ネットショップの開業そのものは、ASP型サービスを使えば初期費用0円、最短30分で完了します。しかし、多くの個人事業主がつまずくのは「開業した後」です。作っただけでは誰にも見つけてもらえないネットショップに、いかにお客様を呼び込むか——ここが勝負の分かれ目です。

Instagram・SEO・Web広告など、自分の商品やターゲットに合った集客手段を選び、コツコツと続けていくことが成功への近道です。

吉和の森では、ネットショップの集客・運用に特化したデジタルマーケティングのコンサルティングを提供しています。「ショップは作ったけど売れない」「SNSを使った集客方法を知りたい」というお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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株式会社吉和の森 代表取締役
青森県八戸市出身。2019年11月、ライフワークとしてデジタル・マーケティングに携わり、人の役に立ちたいたいと思い起業。さまざまな業態・業種の事業案件を手掛けている。コンテンツ立ち上げ後の集客や運用、コンテンツを持っている事業者との「アライアンス業務」、「Webを使った集客」を強みとするウェブ解析士マスター、チーフSNSマネージャー、提案型ウェブアナリスト。

著書:日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」(https://amzn.asia/d/4fMhaK8)

株式会社吉和の森:https://yoshikazunomori.com/

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