なぜホームページに集客できないのか?よくある失敗例と即実践できる施策をご紹介

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  • ホームページを作ってみたけど、思ったように集客できず意味がないと思ってしまう
  • ホームページの集客について調べたけどなんだかわからない

そんなお悩み抱えていませんか?

WordPressやWixといったCMSの登場により、誰もが手軽にホームページを作成できるようになりました。しかし集客できるかどうかはまた別物です。

ホームページの集客を成功させるには、SEOや広告などの集客施策が必須ではあるものの、年々そのレベルは高くなっています。本記事では、ホームページの集客ができない理由と、それを改善するための効果的な集客方法を詳しく解説します。

なぜあなたのホームページには人が来ないのか?

「あなたのホームページにはなぜ人が来ないのか?」その原因はたった3つです。

  • ホームページへの導線を整えられていないから
  • 興味を持ってもらうためのコンテンツを用意していないから
  • Web上の顧客行動を理解していないから

それぞれ詳しくお話していきます。

ホームページへの導線が整えられていないから

ホームページへ集客できていない原因として、「導線が整えられていないから」というものがあります。

いくら魅力的なホームページを作っても、そこに辿り着く「道筋」がなければユーザーは訪問できません。検索エンジンからの流入、SNSからの誘導などのホームページへの導線が整備されていなければ集客できないのです。

ホームぺージの集客は「導線を整える」ことが重要

多くの企業が陥りがちな問題として、ホームページを作っただけで満足してしまい、そこに至るための入口を用意していないことが挙げられます。

ホームページは、あなたの会社の事業内容や概要を示す会社の顔となるページです。現在運用しているマーケティングチャネルのどこからでもアクセスできるよう、導線を設計しておきましょう。

コンバージョンする多くのユーザーは、ホームページやそこに付随するサービスページなどの、会社や商品を紹介するページを必ず経由することを忘れてはいけません。

興味を持ってもらうためのコンテンツを用意していないから

ホームページに集客できていない2つ目の原因は「興味を持ってもらうためのコンテンツを用意していないから」です。

そもそもホームページに訪れる人は多少なりとも何かしらに興味を持っている人です。いきなり興味が湧いていない人を集客しようとしても、なかなか集まってくれません。

よって、ホームページに集客するための手前のコンテンツを用意しましょう。例えば、YouTubeを撮影してブランドに興味を持ってもらったり、SNSで情報発信の量を増やすのが効果的です。

📺 吉和の森はYouTubeも運営しています!

デジタルマーケティングの本質を、動画でわかりやすく解説しています。

中でも非常に強力なのが、記事の検索上位化(コンテンツSEO)です。

ターゲットとなるユーザーの悩み事を解決する記事を作成することで、興味を持ってホームぺージに訪れてくれることがあります。

吉和の森もコンテンツSEOに力を入れています

いきなりホームページへの集客を考えるのではなく、まずは「自社に興味を持ってもらうためには何ができるか」から考えられるとよいでしょう。

Web上の顧客行動を理解していないから

Web上の顧客行動を理解できていない人は、マーケティングの全体像を描けないため、ホームページへ集客できません。

ホームページは作るだけ、置いておくだけでは何の意味も成しません。自社のマーケティングチャネルの一部というとらえ方で運用することが大切です。

Web上の顧客行動をきちんと理解していれば、「どんな行動をしている顧客で、その人はどんな検討フェーズでホームぺージを見に来るか」が説明できます。

それさえつかめれば、ホームページに集客するという部分的な考え方ではなく、広告やSNSをはじめとしたマーケティング全体を最適化をする考え方になります。

デジタルマーケティングを「部分最適」ではなく「全体最適」で考える

そうすれば、マーケティング全体に一貫性が生まれます。これにより、おのずとその一部であるホームページは集客数を増やすことができるのです。

あなたもできる!ホームページへの集客方法

ホームページへの集客に悩んでいる方に向けて、実践できる効果的な集客方法を紹介します。各手法の特徴を理解し、自社の状況に合った方法を選択しましょう。

SEO

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、Google検索などで自社のホームページを検索結果の上位に表示させるための対策です。

Googleなどの検索エンジンは、自発的に興味を持って検索行動を行うユーザーに向けた情報収集チャネルです。これをマーケティングに活用できれば、興味を持って検索行動を起こしたユーザーに対して、自社のページを見せることができます。

通常の宣伝や広告は、興味のないユーザーに情報を強制的に見せることが多いのに対して、興味を持ったユーザーに対して自社のぺージを見せられるSEOは非常に効果的なマーケティング手法だともいえるでしょう。

ただそんな興味を持ったユーザーに自社のページを見せるためには、検索結果で少なくとも1ぺージ以内、理想は1~3位を獲得する必要があります。実際にユーザーの約80%が検索結果の1ページ目しか見ないという調査結果がある程です。

日々多くのSEOプレーヤーが、様々な手法を活用して、検索結果の上位表示を達成させています。

SEOは即効性はありませんが、一度上位表示されると長期的に安定した集客が見込めます。また、リスティング広告などと違い、クリック単価が発生しないため費用対効果が高いのも魅力です。定期的なコンテンツの更新と改善を継続することで、徐々に効果が表れてきます。

SEOは安定した集客が見込め、獲得単価が下がっていく

ただ、最も注意するべき点は「SEOは検索上位化することが目的なのではなく、質の高いコンテンツをきちんとユーザーに上位表示させることが目的」という事です。このことを忘れてしまうと、検索エンジンのハックを意識してしまい、成果が出にくくなってしまいます。

SNS

SNS(Social Network Service)を活用することで、潜在顧客に対して自社の存在をアピールし、ホームページへ誘導ができます。各SNSにはそれぞれ特徴があり、ターゲット層に合わせて選択することが重要です。

プラットフォーム 特徴
X(Twitter) 拡散力が高く、短文で情報を発信できる
Instagram 写真や動画を中心に視覚的なアプローチが可能
Facebook ビジネス利用が多く
LinkedIn ビジネスパーソンのネットワーク。BtoB企業に有効
YouTube 動画コンテンツによる詳しい情報提供が可能。検索エンジン的側面も持つ

SNS運用のポイントは一貫性です。投稿頻度や内容に一貫性を持たせることで、ユーザーに覚えてもらいやすくなったり、信頼できる情報収集先として認知されるようになります。

これによって、ニーズが発生した際に真っ先に思い出してもらえる会社・ブランドになれるのです。

吉和の森は自社でもSNSマーケティングに取り組んでいます

Google ビジネス プロフィール

Google ビジネス プロフィール(旧Google マイビジネス)は、地域に根ざしたビジネスにとって非常に効果的な集客ツールです。これを活用することで、Google検索やGoogleマップで店舗情報やサービス情報が表示され、地域のユーザーに自社の存在をアピールできます。

吉和の森はMEO(Googleマイビジネス)にも積極的に取り組んでいます

Google ビジネス プロフィールの最適化ポイントは下記になります。

管理ポイント 詳細
基本情報の正確な入力 会社名、住所、電話番号(NAP)情報を正確に記載する
投稿機能の活用 新商品やイベント情報などを定期的に投稿する
レビュー対応 顧客からのレビューに丁寧に返信する
Q&Aの管理 潜在顧客からの質問に回答する
最新の状態に常に更新する 情報が古い状態を作らない

特に店舗ビジネスや地域限定のサービスを提供している企業は、Google ビジネス プロフィールの最適化を最優先で行うべきです。「〇〇市 △△店」のような地域名と業種の組み合わせで検索した際に、検索結果の上部に表示されるようになります。

また、「地域名×ランチ」「地域名×カフェ」などの「地域名×業態」で検索しているユーザーは、その周辺地域でニーズを満たしたい欲求が強いため、比較的認知から来店までが早い傾向があります。

これこそMEOを徹底して対策しておくべき理由ともいえるでしょう。

リスティング広告

リスティング広告(検索連動型広告)は、Google検索やYahoo!検索の結果ページに表示される広告です。ユーザーが特定のキーワードで検索した際に、その検索意図に関連する広告を表示させることができます。

SEOと成果の出るロジックは非常に似ています。ただSEOとの違いは、費用を支払うことで検索結果上に表示できるという事です。

リスティング広告は「クリック課金制」を採用しており、広告がクリックされた場合にのみ費用が発生します。競合が多いキーワードほどクリック単価は高くなりますが、コンバージョン率も高い傾向にあります。

初めて出稿する場合は、少額の予算から始め、効果を見ながら徐々に予算を増やしていくことをおすすめします。また、広告文やランディングページの内容が一致していることも重要です。

SNS広告

SNS広告は、FacebookやInstagramなどのSNSプラットフォーム上に表示される広告です。ユーザーの属性や興味関心に基づいて広告を配信できるため、特定のターゲット層にピンポイントでアプローチできることが特徴です。

さらに、幅広い年代のユーザーが日常的に利用するSNSに広告を出稿することによって、認知獲得・興味喚起を効果的に行える事も魅力の一つです。

ただ、SNSでは情報の流れが非常に早く、面白くなかったり、自分に関係がないと感じた情報に関しては、即スクロールされてしまいます。よって、広告のクリエイティブ(画像や動画、広告文)が重要な要素となるため、ユーザーの目を引くような工夫をすることが非常に重要です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に表示されるバナー広告です。テキストだけでなく、画像や動画を使って視覚的に訴求できるのが特徴です。

主にGoogle広告のディスプレイネットワークやYahoo!ディスプレイ広告ネットワークなどで配信されます。

ディスプレイ広告は、ニーズが潜在している層に認知を獲得したり、リターゲティング広告として利用されることが多いです。リスティング広告に比べてクリック率は低い傾向にありますが、クリック単価も安く、多くのインプレッション(広告表示回数)を獲得できます。

長期的なブランディング効果も期待できるため、マーケティング戦略の一環として組み込むと効果的です。

プレスリリース

プレスリリースは、企業のニュースや新サービス、イベント情報などを、メディアや一般に向けて発表する公式文書です。PR TIMESをはじめとしたプレスリリース配信サービスを活用することで、多くのメディアに情報を届けることができます

プレスリリースを作成する際のポイントは、ニュース性のある内容を簡潔に伝えることです。「5W1H」を明確にし、専門用語を避けてわかりやすい文章で作成しましょう。また、プレスリリースに自社サイトのURLを含めることで、興味を持ったユーザーをホームページへ誘導できます。

特に新サービスリリースや業界調査結果、著名人や企業とのコラボレーションなど、話題性のある内容は取り上げられやすい傾向にあります。

ホームページの集客で成果を上げるには?コツをご紹介!

ホームページへの集客を増やすだけでなく、実際のビジネス成果につなげるためのコツを紹介します。効果的な集客と顧客獲得を実現するためのポイントを押さえましょう。

丁寧に情報設計を行う

ホームページの集客で成果を上げるためには、情報設計が非常に重要です。情報設計とは、情報を整理して構造化し、ユーザーが求める情報を適切に届けるための設計手法の事を指しています。

この情報設計ができていないと、ホームぺージの存在意義がなくなってしまいます。マーケティング施策の一つとして運用する以上、見込み顧客に行動を促すチャネルにすることが大切です。

ホームページへ集客する場合であれば、

  • 集客したい人物像を詳細に描いたペルソナ
  • ペルソナの理想的なWeb行動を描いたカスタマージャーニーマップ

の2つを徹底して作成することが非常に大切です。これら2つは情報設計の基礎ともいえる部分であり、この内容に基づいてホームページの内容を設計・修正を進めたり、その前段階の集客施策を立案します。

丁寧な情報設計から始める

ターゲットの行動を理解し、どのタイミングでどんなコンテンツを充てるべきかが分かれば、ホームページだけでなく、そのほかのマーケティング施策も最適化できます。

いきなり「よさそうな施策」に着手するのではなく、丁寧に情報を設計してから着手するようにしましょう。

ホームページ内にターゲットが求める要素を入れる

ホームページの集客成果を高めるためには、ターゲットユーザーが求める要素を盛り込むことが重要です。これは、

  • 訪問したユーザーをきちんとコンバージョンさせるため
  • 検索結果で上位に表示させ、訪問者を増やすため

という2つの目的があります。

ホームぺージに記載されている内容がユーザーが知りたい事や気になっている事、そして刺さる訴求でない限り、コンバージョンすることはありません。

一方的な商品紹介や難解な横文字を並べたホームページでは、流入したユーザーは商品を理解しきれず離脱してしまい、二度と戻ってくることはありません。

興味を持ってくれた人、ニーズが発生した人を可能な限り取りこぼさないよう、彼ら・彼女らのニーズを拾い上げるようにページ全体を作り込む必要があります。

さらに、多くの人が「ユーザーはホームページを見てくれている」と考えていますが、実際はざっくりとしかページの内容を確認していません。それもファーストビュー(ページに訪問して最初に目に留まる場所)でおおよそ半分以上が離脱しています。

だからと言って、「ページの序盤だけきちんとしておけばよい」というわけではありませんが、離脱が多いファーストビューにCTAを必ず設置しましょう。

CTAは必ずファーストビューに

弊社もホームページにはCTAを設置し、訪問したユーザーが即コンバージョンできるようにしています。このようにホームページを作成する際には、ユーザーのニーズやそれに基づく行動を読み解いていき、丁寧に設計することが重要です。

さらに、ユーザーのニーズに合致するページを作成できれば、Googleから品質が評価され、上位表示もしやすくなり、結果的に訪問数の向上の効果もあります。

下記によく求められている情報についてまとめました。

掲載要素 内容
課題解決の具体例 「このような悩みをこう解決しました」といった事例紹介
専門的な知識やノウハウ 業界のトレンド情報や専門的な知識の解説
数値やデータによる裏付け 効果や結果を具体的な数字で示す
ビジュアルコンテンツ 複雑な情報を分かりやすく伝える図表や画像
信頼性を示す要素 顧客の声、メディア掲載実績、認証・受賞歴など
コンタクト手段の多様化 問い合わせフォーム、電話番号、チャットなど複数の接点

Web上のプレセンスを高める

ホームページへの集客を増やし、成果を上げるためには、Web全体での自社の存在感(プレセンス)を高めることが重要です。多くのユーザーは複数のチャネルを横断して情報収集を行うため、様々な接点を持つことで認知と信頼を獲得し、自社商材に興味を持ってもらうことができます。

Web上のプレセンスを高め、露出度を上げる

このWeb上のプレセンスを高めるためには、まず「Web上の露出度」を高める必要があります。SNSや広告、SEOまで様々なチャネルで自社に関する情報を発信し、認識を形成する必要があります。

Web上のプレセンスを高める際には、単に量を増やすだけでなく、一貫したメッセージとブランドイメージを保つことも重要です。各プラットフォームでのコミュニケーションスタイルは変えても、企業としての核となる価値観や主張は一貫させるようにしましょう。

ホームページの集客は、ホームぺージをつくるだけでは実施できません。必ずプレセンスを高める動き等も一緒に行う必要があります。

ホームページで集客する際の注意点

せっかくホームページへの集客に成功しても、いくつかの落とし穴があります。効果的な集客と成果につなげるために、以下の注意点を押さえておきましょう。

ホームページに集客することが目的化しないようにする

「とにかくアクセス数を増やしたい」という思いから、ホームページへの集客そのものが目的化してしまうケースがあります。

しかし、重要なのはホームぺージへのアクセス数ではなく、リード数や問い合わせ数をはじめとしたビジネス目標をいかに達成できるかです。

仮に集客が目的化してしまうと下記のような問題が起きてしまうでしょう。

  • ターゲット外のユーザーが集まってしまう
  • コンテンツの質が下がる
  • 本来のビジネス目標がぼやける
  • 費用対効果が悪化する

こうした問題を避けるために、ホームページ集客の目的を常に明確にしておきましょう。

「なぜ集客するのか」「どんなユーザーに来てほしいのか」「来訪後にどんな行動を取ってほしいのか」を具体的に設定し、その目的に沿った集客施策を実施することが重要です。

導線を作ることを忘れない

ホームページへの集客に成功しても、訪問者が次のアクションを取れる「導線」がなければ、成果につながりません。

作っただけになっているホームページは、ユーザーの行動を促す導線設計が不十分なために、せっかくの訪問者を取り逃がしています。

効果的な導線設計のポイントを下記に示します。

  • 明確なCTA(Call To Action)ボタン
  • ファネル(購買過程)を意識した設計
  • 記事などの関連コンテンツへの誘導
  • ユーザーの悩みに応じた情報提供
  • 複数の接点を用意する

特に重要なのは、ページごとに「このページを見たユーザーに、次に何をしてほしいか」を明確にすることです。

例えば、ブログ記事であれば関連記事への誘導や無料資料のダウンロード、サービス紹介ページであれば詳細資料請求や問い合わせへの誘導など、ユーザーの次のアクションを促すオファーを明確にすることが非常に重要です。

また、導線設計はユーザーの心理状態を考慮することも大切です。初めて訪問したユーザーに対していきなり申し込みを促すのではなく、まずは無料コンテンツや簡単な診断ツールなど、ハードルの低いアクションから始めるステップバイステップのアプローチが効果的です。

LP上の文言にきちんとこだわる

ランディングページ(LP)は、広告やSNSから訪れたユーザーが最初に目にするページです。

このLPの文言一つひとつが、ユーザーの行動を左右します。多くの企業が軽視しがちですが、LP上の文言は徹底的にこだわるべき重要な要素です。

効果的なLP文言のポイントは下記の通りです。

  • 「それによってどんな価値が得られるか」といったベネフィットを明確に伝える
  • 「多くの企業が導入」ではなく「1,000社以上が導入」のように具体的な数字を使用する
  • 業界用語や専門用語ではなくターゲットが日常的に使っている言葉を使う
  • 複雑な文章を避け、シンプルで明確な表現にこだわる
  • 緊急性や希少性を伝える

LP上の文言は一度作って終わりではなく、A/Bテストを行いながら継続的に改善することが重要です。

例えば、ヘッドラインやCTAボタンの文言、価格の表示方法からLPの要素の順番など様々な要素をテストし、コンバージョン率が高くなる表現を採用していきましょう。

ホームページ集客でやりがちなミス【事例付き】

ホームページの集客を妨げる典型的なミスを、実際の事例とともに紹介します。これらのミスをきちんと理解し、ホームページに集客する際にやってしまっていないか確認しましょう。

事例その1:ホームページを作ってそのままにしてしまう

「ホームページを作ったから集客できる」と考え、集客するための手前の施策をおざなりにしてしまうケースです。

建設会社を営むA社は、採用に困っており、何とか自社で採用のためのマーケティングができないか検討していました。そこでホームページを作成し、自社の会社の魅力を伝えようとしました。

しかし、作成したホームページは全く訪問されず、無駄なコストを払ってしまったことを後悔していました。

これはよくありがちなミスです。ホームページはつくるだけでなく、作った後の集客まで加味しておくことが重要です。

事例その2:必要な情報が抜け漏れしている

訪問者が求める重要な情報が欠けていると、せっかく集客できても、その先のコンバージョンにつながることはありません。

ここでいう必要な情報とは、「ユーザーが求めている情報」の事です。例えばD2C事業であれば、実際のお客様の声や、SaaS事業であれば料金体系やサービスの強みなどです。

こういった情報は、ユーザーが購入を決定する際に必要不可欠な情報になります。よって、ホームページに訪問したユーザーに購入を促すような情報を渡すようにしましょう。

実際に、ペット保険を提供する株式会社B社は、ホームページの中に目安の料金やよくある質問といった項目がなく、かつサービスの特徴の記載が薄く、顧客がコンバージョンするには情報が少ない状態でした。

そこで、すでに業界でトップの同業や検索結果で上位表示されているページを比較し、自社に足りていない項目を追加しました。これによって、検索順位が上昇したことに加えて、コンバージョンの増加につながりました。

ホームぺージにユーザーの求めている情報を追加するためのポイントとしては下記です。

  • 競合他社のホームページをチェックし、自社サイトにない情報がないか確認する
  • 問い合わせ内容を分析し、よくある質問をFAQとしてサイトに追加する
  • ユーザーテストを実施し、訪問者が求める情報が適切に提供されているか確認する
  • サイト内検索データを分析し、ユーザーが探している情報を把握する

事例その3:デザインにこだわりすぎて、UXが悪い

見た目の美しさやオリジナリティを追求するあまり、使いやすさ(ユーザーエクスペリエンス:UX)が犠牲になるケースは少なくありません。特に凝ったアニメーションや複雑なナビゲーションは、ユーザーの離脱を招く原因になります。

デザイン会社C社は、自社の高いデザインスキルをアピールするため、最新のWeb技術を駆使した派手なアニメーションと斬新なUIを採用したホームページにリニューアルしました。

しかし、ページの読み込みに時間がかかり、特にスマートフォンでは操作しづらいサイトになってしまいました。結果、モバイルユーザーの直帰率は80%を超え、SEOの評価も低下してしまいました。

アニメーションやデザインに凝ってしまい、ホームページ全体が見にくくなってしまっているケースは多々あります。しかしホームページに訪問するユーザーは「その会社に関する情報を知りたい」という目的一つです。

ホームページに自社のブランドイメージを示すことは悪くありませんが、過度にやりすぎるとホームページ本来の目的を果たせなくなってしまいます。

「ユーザーが知りたい情報にアクセスしやすくする」という目的はブラさず、ホームページの運営・改善をしていきましょう。

事例その4:ホームページ内を回遊しにくい

訪問者がサイト内で求めている情報を見つけることができず、1〜2ページ閲覧しただけで離脱してしまうケースは多くあります。サイト内を回遊しやすくする工夫が不足していると、集客効果が大幅に低下します。

車買取事業を営むD社は、充実したサービス紹介ページと業界コラムを公開していましたが、内部リンクを全くつないでいない状況でした。さらに、最も閲覧される会社概要のページへの導線が全くなく、ユーザーにとって回遊しにくいホームページとなっていたのです。

よってグローバルナビゲーションを並び替えたり、コラム記事とホームページの導線を作ったり、ページの階層を整えるといった支援を実施しました。

基本的には、すべてのページを回遊できる状態にしておきましょう。特に、問い合わせフォームやサービスページにはどこからでも到達できるようにしておくことが大切です。

ホームページの制作・集客なら吉和の森へ

Web集客で欠かせないもの、それはWebサイトです。特に、ホームページは「その会社の顔」にもなるとても重要なページになります。

弊社吉和の森では、ホームページの制作をマルっと支援しています。

吉和の森のホームページ支援の内容

ホームページはやはり会社のイメージに合う素敵なものになるように凝っていきたいですよね。

とはいえ、欲しい機能やデザインにこだわってしまうとその金額はますます高くなってしまうのが現実です。

しかし、やり方によっては金額を抑えることも可能です。弊社吉和の森なら、お客様がどれくらいの予算で、どういうイメージのサイトを作りたいか、どう運営していくかを踏まえてご提案いたします。

そして、ホームページを作って終わりではなく、作った後、どのように集客するかまでは非常に大切です。よって私たちは、webサイトを使った集客や運営後の数値分析もあわせてご提案が可能です。

私たちは、皆様のWeb集客の成功を心より願っております。

logo株式会社 吉和の森

無料相談行っております

御社の状況やお困りごとに合わせてお見積りを出しております

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記事内cta

株式会社吉和の森 代表取締役
青森県八戸市出身。2019年11月、ライフワークとしてデジタル・マーケティングに携わり、人の役に立ちたいたいと思い起業。さまざまな業態・業種の事業案件を手掛けている。コンテンツ立ち上げ後の集客や運用、コンテンツを持っている事業者との「アライアンス業務」、「Webを使った集客」を強みとするウェブ解析士マスター、チーフSNSマネージャー、提案型ウェブアナリスト。

著書:日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」(https://amzn.asia/d/4fMhaK8)

株式会社吉和の森:https://yoshikazunomori.com/

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