「デジタルマーケティングに取り組むにあたり適切な予算規模を知りたい」
「デジタルマーケティングの各施策にかかる費用がわからない」
デジタルマーケティングへの取り組みを検討している方の中には、上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。デジタルマーケティングにかかる費用は、企業の規模や目的、選択する施策によって大きく異なります。
そこで、本記事ではデジタルマーケティングの費用相場(施策別)、デジタルマーケティングで費用を抑えるコツなどをご紹介します。
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デジタルマーケティングの費用相場【施策別】
デジタルマーケティングの費用相場を施策別にご紹介します。本記事でご紹介する施策は下記の通りです。
- Web広告
- SNS広告
- オウンドメディア
- SEO
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- アプリマーケティング
それでは、それぞれの施策の費用相場を詳しく見ていきましょう。
Web広告
Web広告の運用にかかる費用は広告タイプによって異なります。そのため、主な広告タイプごとの費用相場をご紹介します。
広告タイプ | 課金体型 | 費用相場 |
リスティング広告 | クリック課金:10~数千円/1クリック | 月額200,000~500,000円程度 |
ディスプレイ広告 | クリック課金:50円~100円/1クリックインプレッション課金:10円~500円/1,000回表示 | 月額200,000~500,000円程度 |
アフィリエイト広告 | ASP手数料:報酬額の10~30%程度 | 月額30,000~50,000円程度 |
上記のようにWeb広告にかかる費用の相場は月額30,000〜500,000円程度となります。
参考:Web広告の費用相場を一覧表で紹介!予算の決め方や費用対効果を高める方法も解説【2024年最新版】
SNS広告
SNS広告運用の一般的な費用相場は月300,000円〜500,000円程度です。課金形式別の費用相場は下記の通りです。
課金形式 | 費用相場 |
クリック課金型 | 1クリックあたり24円~200円程度 |
インプレッション課金型 | 1,000インプレッションあたり400円~650円程度 |
動画再生課金型 | 1再生あたり5円~20円程度 |
アプリインストール課金型 | 1インストールあたり100円~250円程度 |
エンゲージメント課金型 | 1エンゲージメントあたり40円~100円程度 |
フォロー課金型 | 1フォローあたり40円~100円程度 |
上記のように、SNS広告にかかる費用は課金形態によって異なります。
参考:SNS広告の費用がまるわかり!課金方式や費用相場、代理店手数料まで詳しく解説
オウンドメディア
オウンドメディアの企画・ディレクション費用の相場は50,000〜300,000円程度です。その他、オウンドメディアの構築にかかる費用の相場は下記の通りです。
費目 | 費用相場 |
デザイン・コーディング費 | 150,000~1,000,000円程度 |
運用費 | 月額15,000~50,000円程度 |
コンテンツ制作費 | 20,000円~1,000,000円程度 |
オウンドメディアの構築は、構築の初期段階であるデザイン・コーディング費用に大きく費用がかかります。
参考:オウンドメディア構築の平均費用と料金相場【2024年最新版】
SEO
SEOを外注する場合、SEOコンサルティング、内部SEO対策、外部SEO対策、コンテンツSEOなど対策別に費用が異なります。対策別の費用相場は下記の通りです。
対策 | 費用相場 |
SEOコンサルティング | 月額100,000~500,000円程度 |
内部SEO対策 | 月額100,000~300,000円程度 |
外部SEO対策 | 月額10,000~150,000円程度 |
コンテンツSEO | 記事1本あたり25,000~50,000円程度 |
上記のように、SEOはメディア全体のコンサルティングを依頼するか、内部対策や外部対策など個別に施策を依頼するかによって、費用が大きく異なります。
参考:SEO対策の費用相場は?成功事例や成果に繋がるSEO代行会社の選び方を解説
動画マーケティング
動画マーケティングにかかる費用は、動画の種類によって異なります。動画の種類別の費用相場は下記の通りです。
動画の種類 | 費用相場 |
会社・事業紹介動画 | 500,000~2,500,000円程度 |
商品・サービス・アプリ紹介動画 | 500,000~2,000,000円程度 |
お客様の声・インタビュー動画 | 300,000〜1,000,000円程度 |
上記のように、動画マーケティングには最低でも300,000円程度の費用がかかります。
参考:動画制作・映像制作の費用相場・料金とは?動画の長さ別の費用から費用を抑えるポイントまで解説
メールマーケティング
メールマーケティングは、メール配信システムを利用して実施するのが一般的です。メール配信システムには、クラウド型(インターネット経由で提供されるサービス)とオンプレミス型(自社のサーバーやネットワーク内にシステムを導入・運用する形態)があり、それぞれ費用相場が異なります。
メール配信システム別の費用相場は下記の通りです。
システムの種類 | 初期費用 | ライセンス料 | 月額 |
クラウド型 | 10,000円~50,000円程度 | なし | 2,000円~15,000円程度 |
オンプレミス型 | 3,000円~10,000円程度(サーバー料) | 1,500,000円~5,000,000円程度 | 2,000円~5,000円程度(サーバー料) |
上記のようにオンプレミス型はライセンス料がかかるため、費用相場が高い傾向にあります。
参考:【2024年最新】メール配信システムの平均費用と料金相場|早見表つき
アプリマーケティング
アプリマーケティングの費用相場は、アプリの種類によって異なります。種類別のアプリ開発費用の相場は下記の通りです。
アプリの種類 | 開発費用相場 |
コミュニケーションツール系 | 1,000,000円~5,000,000円程度 |
カタログ・フリーペーパー系 | 500,000円~1,000,000円程度 |
SNS位置情報系 | 5,000,000円~10,000,000円程度 |
管理ツール系 | 500,000円~3,000,000円程度 |
アプリ内課金・多言語・マップ対応 | 各100,000円~200,000円程度 |
チャットボット系 | 500,000円~1,000,000円程度 |
ゲーム系 | 3,000,000円~10,000,000円程度 |
SNS連携・アクセス解析 | 各媒体に付き 50,000円程度 |
ショッピングカート・EC | 1,000,000円~3,000,000円程度 |
上記のようにゲーム系やショッピングカート・EC系の開発費用相場が高い傾向にあります。
参考:アプリ開発費用の内訳や目安、種類・機能別の平均相場|コスト削減方法も解説
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デジタルマーケティングで費用を抑える3つのコツ
デジタルマーケティングで費用を抑えるコツを3つ紹介します。
- ターゲット層を明確に定義する
- 低コストのデジタルチャネルを活用する
- 無料ツールを活用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ターゲット層を明確に定義する
ターゲット層を明確に定義すれば、特定の層に対して効果的な広告媒体やメッセージを選択できます。よって、限られた予算の中で費用対効果の高いデジタルマーケティングの実施が可能となります。
ターゲット層の定義には下記の手法を活用しましょう。
- STP分析
市場を細分化し、ターゲットを選定し、自社の位置づけを決める - 過去のデータや顧客情報の分析
性別、年齢、居住地、嗜好、仕事内容などを特定する - ペルソナの作成
理想の顧客像を作成して、ターゲット層のニーズや行動パターンを理解する
また、市場環境や消費者の行動は常に変化しているため、設定したターゲットを定期的に見直し、必要に応じて更新しましょう。
低コストのデジタルチャネルを活用する
限られた予算の中でデジタルマーケティングを実施する場合、低コストのデジタルチャネル(商品やサービスを宣伝・販売するための経路や媒体)を組み合わせて運用すれば、施策にかかる費用を抑えられます。主な低コストのデジタルチャネルは下記の通りです。
- ソーシャルメディアマーケティング
Facebook、X、Instagram - コンテンツマーケティング
オウンドメディア運営、kindle出版 - メールマーケティング
顧客の興味や行動に基づいたメールを送る
各チャネルの特性を理解して、これらのデジタルチャネルを組み合わせて運用しましょう。
無料ツールを活用する
無料ツールを活用すれば、初期投資を抑えながらデジタルマーケティングを始められます。
- Webサイトアクセス解析ツール:Google Analytics、Google Search Console
- 画像・イラスト作成:Canva
- Webサイト作成:WordPress
しかし、無料ツールは機能が限定されていることが多いため、ビジネスの成長にあわせて有料版への移行を検討しましょう。
デジタルマーケティングの費用に関するよくある質問
デジタルマーケティングの費用に関するよくある質問とその回答をご紹介します。それぞれを詳しく見ていきましょう。
デジタルマーケティングの費用の内訳はどのようになりますか?
デジタルマーケティングにかかる費用は企業の規模や目的、要求される品質によって大きく異なります。参考として、オウンドメディア運営にかかる費用の内訳をご紹介します。
- 企画・戦略設計:1,500,000〜6,000,000円
- サイト制作:150,000~2,000,000円
- 維持・管理:5,000円~50,000円/月
- コンテンツ制作:10,000〜100,000円/記事
- ツール利用料:20,000〜100,000円/月
引用:デジタルマーケティングの費用相場は?施策ごとの予算や内訳を解説|Lead Grid
デジタルマーケティングに配分する費用の割合はどのように決定すればいいですか?
デジタルマーケティングに配分する費用の割合はROI(投資収益率)を活用して、検討可能です。具体的な手順は下記の通りです。
- 全体の予算枠を設定する
企業の収益に対するマーケティング予算の割合を決定する - 具体的な数値目標を設定する
売上目標や顧客獲得目標などを活用する - 各施策のコストと効果を算出する
実施にかかるコスト、期待される効果、顧客獲得単価(CAC)を算出する - ROIを分析して予算を配分する
効果の高い施策に優先的に予算を配分する
デジタルマーケティングの費用はどのような勘定科目で処理しますか?
デジタルマーケティングの多くの費用は「広告宣伝費」として計上されます。広告宣伝費には以下のような費用が含まれます。
- ホームページ制作費用
制作費用の効果が以上に及ばないまたは200,000円未満の制作費用の場合 - SEO対策費用
- コンテンツマーケティング費用
- Web広告費用(リスティング広告、ディスプレイ広告など)
- SNS広告費用
デジタルマーケティングの費用処理は、目的や金額、効果の持続期間によって適切な勘定科目が異なります。そのため、不明な点がある場合は税理士や会計士への相談をおすすめします。
デジタルマーケティングのコンサルティング(業務委託)の費用相場はどれくらいですか?
デジタルマーケティングのコンサルティング費用は月額100,000円~500,000円程度が相場です。コンサルティング費用に影響する要因として、コンサルタントの業務範囲、コミット量、分析や改善案の有無があげられます。
よって、具体的な見積もりはコンサルティング会社へのお問い合わせが必要です。
費用対効果の高いデジタルマーケティングの実施なら「株式会社吉和の森」への依頼がおすすめです。詳細は下記をご覧ください。
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デジタルマーケティングにかかる費用は、企業の規模や目的、選択する施策によって大きく異なります。そのため、ターゲット層の明確な定義、低コストのデジタルチャネルの活用、無料ツールの活用などを実施して、費用を抑えながらデジタルマーケティングに取り組みましょう。
また、費用対効果の高いデジタルマーケティングを実施するなら、専門知識を持った企業への外注がおすすめです。
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