不動産投資

不動産投資が初めての方が失敗しやすい理由とその対策を解説

  • 再生回数:7
  •    

建物や土地などの不動産に投資して、運用益や売却益を狙う不動産投資。投資にはさまざまな種類がありますが、その中でも不動産投資は初心者が失敗しやすい傾向にあります。
今回は、初心者が不動産投資に失敗しやすい理由とその対策をご紹介します。

不動産投資が初めての方が陥りやすい失敗

不動産投資が初めての方が陥りやすい失敗

不動産投資が初めての方が陥りやすい失敗

未経験の方が不動産投資に失敗しやすいのは、主に以下の4点です。

・未経験ゆえの失敗
・物件選びの失敗
・不動産業者選びの失敗
・返済計画の失敗

それぞれの失敗理由について詳しく見ていきましょう。

未経験ゆえの失敗

不動産投資が初めての方は、未経験ゆえの失敗をすることが少なくありません。
不動産投資は、専門的な知識を身につけていなければなりません。もちろん、投資をする中で身につく知識もありますが、最低限の知識を身につけていないと不動産価格上昇、節税などの言葉を直感で信じてしまい、大きな損失になるリスクがあります。
不動産価格の上昇や節税など、うまい言葉ばかりを並べている事業者は、その言葉通りの節税効果を得られないことも多いです。事業者の言葉ばかりを鵜呑みにするのではなく、不動産について自分で調べて投資するか否かを判断するスキルが必要です。

物件選びの失敗

物件選びの失敗も少なくありません。物件選びの失敗とは、物件を選ぶうちに当初の目的を忘れ、安すぎる物件を買ってしまうことによる失敗です。
不動産投資で投資できる物件は多種多様な種類があり、価格や利回りはそれぞれです。初心者の方は、「損失が出ても小さくて済むように」という理由から、初めは安い物件を買う人もいるでしょう。しかし、安い物件は修繕費などの諸経費がかかることが多いなど、それなりのリスクがあるということを覚えておきましょう。

不動産業者選びの失敗

不動産業者選びで失敗するケースもあります。
物件同様不動産業者も数多く存在し、それぞれで売りにしているポイントなどが異なります。
不動産業者選びの失敗とは、具体的には営業マンに言われるがまま買ってしまったり、購入後のサポートが少ない業者を選んでしまうことです。特に、購入後のサポートが少ない業者を選んでしまうと、物件購入後の負担が大きくなります。不動産投資は、物件を購入したら自動的に家賃が入るというものではありません。家賃を得るためには、空室管理や広告費等の労力や費用がかかります。これらのサポートをしてくれる不動産業者が最適です。

返済計画の失敗

返済計画の失敗も、不動産投資ならではの失敗です。
不動産投資には多額の資金がかかるため、銀行の融資を受けるなど借金をして投資する方も少なくありません。この際、返済計画をしっかり立てておかないと、より借金が増えてしまう危険があります。
不動産投資では、物件購入後も広告費や修繕費など、思わぬ費用がかかることも少なくありません。これらの費用も考慮した上で、慎重に返済計画を立てましょう。

不動産投資が初めての方が失敗しないための対策

前述の通り、不動産投資が初めての方が失敗する要因は複数あります。ここからは不動産投資初心者の方が失敗しやすい要因から、失敗しないための対策をご使用します。

学習と調査を怠らず、自分で判断する

未経験がゆえの失敗を防ぐためには、学習と調査を怠らず、自分で判断することが大切です。
不動産投資には、投資の知識だけではなく物件の良し悪しを見極める知識や、不動産管理の知識などさまざまな知識が必要です。不動産投資を始める前に、不動産投資に必要となる基礎的な知識を身につけておきましょう。
また、気になる物件がある場合は物件に関する調査を十分に行い、投資して良いかを自分で判断しましょう。

データから正しい判断を行う

データから正しい判断をすることも大切です。なぜなら、不動産投資は感覚だけで成功する甘いものではないからです。
不動産投資において、キャッシュフローなどを計算し、信頼できるデータを基準に判断するスキルは必要不可欠です。不動産投資をすると、物件の購入費以外にどのような費用がかかるのかを把握し、できるだけ細かく計画を立てて数字をシミュレーションしましょう。その数字と信頼できるデータを照らし合わせることで、正しい判断ができます。

不動産会社を事前にリサーチしておく

不動産会社選びで失敗しないためには、不動産会社を事前にリサーチしておくことが必要です。
不動産会社のリサーチでは、不動産会社のホームページからこれまでの実績や運営会社を確認しましょう。実績が豊富で、運営会社の経営が安定しているほど、信頼できる不動産会社と判断できます。
また、ホームページやSNSなどの口コミも、不動産会社を判断する重要な材料となります。

目的を定め軸をしっかり持つ

不動産投資を始める際には、不動産投資をする目的を明確に定めておきましょう。なぜなら、目的が不透明で闇雲に物件に投資すると、失敗のリスクが大きくなるからです。
「副業として収入を増やしたい」「老後のために資産形成をしたい」「所得税を節税したい」など、不動産投資の目的を明確に定め、目的に沿って物件を選びましょう。

まとめ

不動産投資は、正しく運用すると高い利益が期待できます。しかし、必要な知識を身につけず、不動産会社の言われるままに投資したり、とにかく安い物件に投資すると失敗する可能性が高いです。不動産投資を始める際は基礎的な知識を身につけた上で、物件や不動産会社を自分で選びましょう。