【専門家コラム】2023年4月入学スポーツ系推薦入試結果(その3)
2023年度のスポーツ系推薦入試結果の第3回目です。今回は関西外国語大学、松山大学、亜細亜大学の入試結果です。
目次
1.関西外国語大学
(2023年度 特技S方式、A方式、B方式、C方式専願入試結果)
外国語学部英米語学科
特技A方式 受験者数27人、合格者数27人、合格率100%
特技B方式 受験者数7人、合格者数7人、合格率100%
特技C方式 受験者数5人、合格者数4人、合格率80%
英語国際学部英語国際学科
特技S方式 受験者数3人、合格者数3人、合格率100%
特技A方式 受験者数12人、合格者数12人、合格率100%
特技B方式 受験者数5人、合格者数5人、合格率100%
合格率は非常に高い結果になっています。
特技(S方式)(専願)の入試方式は、女子駅伝部のみの募集です。エントリー資格は、高校で3年間この競技を行い、大学入学後も在学期間中に行う意志強固な者で、公的機関の主催による全国大会、地区大会に出場した者か任意の団体(校外)での活動において顕著な成績を修めた者となっています。詳しくはホームページ等できちんと御確認下さい。
その他特技A方式、特技B方式、特技C方式も別途夫々エントリー資格が有りますから、ご興味のある方は
調べてみて下さい。
2.松山大学
(2023年度スポーツ専願型選抜入試結果)
経済学部経済学科 受験者数12人、合格者数12人、合格率100%
経営学部経営学科 受験者数22人、合格者数22人、合格率100%
法学部法学科 受験者数12人、合格者数12人、合格率100%
全員合格となっています。出願資格ですが、経済学部と法学部は入試要項に書かれている対象の競技種目において全国大会(選抜、インターハイ、選手権、国体)に出場、出場登録または出場が決定している者。またはそれに準ずる実績をおさめた者。とあります。経営学部は国内大会出場要件は有りませんが、全体の平均評定値が3.5以上の者です。経営学部は国際大会(世界選手権等)に出場した者、または出願時点で出場が決定している者は出願資格が有り、その者は全体の平均評定値の数値基準は有りません。経済学部、経営学部、法学部は夫々対象競技種目が異なりますので、要確認です。詳細は入試要項を御確認下さい。
3.亜細亜大学
(2023年度スポーツ・文化活動Ⅰ期入試結果)
経営学部経営学科 受験者数29人、合格者数29人、合格率100%
経済学部経済学科 受験者数17人、合格者数17人、合格率100%
法学部法律学科 受験者数22人、合格者数22人、合格率100%
国際関係学部国際関係学科 受験者数3人、合格者数3人、合格率100%
国際関係学部多文化コミュニケーション学科 受験者数5人、合格者数5人、合格率100%
都市創造学部都市創造学科 受験者数6人、合格者数6人、合格率100%
亜細亜大学のこの入試(Ⅰ期)の結果も100%の合格率となりました。スポーツ活動か文化活動に力を入れた者が対象となっています。スポーツ分野においては、募集種目が限られています。硬式野球、サッカー、バレーボール、柔道は男子のみの募集です。陸上競技(中長距離)、硬式テニス、剣道は男女の募集となっています。調査書の全体の学習成績の状況が2.7以上必要です。詳しくは入試要項を見てみて下さい。
今回見て来た関西外国語大学、松山大学、亜細亜大学の3大学の入試結果は合格率もほぼ100%と大変高い結果でした。大体の大学は専願制や第1志望とすると言う条件が付いています。また、高校3年間行って来た部活動を大学でも継続して卒業まで行うのが出願資格になっている場合が多いと思います。また、募集種目が限られているケースも結構見られます。また男子と女子で募集種目が分かれている大学や学部がありますから、入試要項は丁寧に読み込み調べる様にしましょう。