横浜国立大学の自己推薦書とは?書き方や合格のためのポイントを解説
大学入試の際に、自己推薦書をどのように書けばいいのかわからず戸惑っている方も多いのではないでしょうか。自己推薦書は、自分自身をアピールするための重要な書類です。
本記事では、横浜国立大学における自己推薦書の概要や、合格のためのお自己推薦書の書き方ポイント、注意点等について解説しています。横浜国立大学の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
自己推薦書とは
自己推薦書とは、大学入試において、自身が大学に入学にするのかをふさわしいのかなどを大学側に伝えるための書類となります。自己推薦書の書き方は、大学によって異なりますが、「高校生活で取り組んだこと」「自分自身の特技・経験」等をテーマに、大学の求める学生像に合致しているかを伝える必要があります。
特に選抜入試等では、自己推薦書の重要性は高まっており、しっかりと対策をたてたうえで記載する必要があります。
横浜国立大学とは
自己推薦書を書くにあたり、大学のことを把握しておくことは重要です。ここでは、横浜国立大学について簡単に解説します。
概要
横浜国立大学は、1874年に創立され、150年以上の歴史がある国立大学です。キャンパスは、みなと街である横浜駅からバスで約15分、常盤台に位置しています。学部は6学部すべてが一つのキャンパスに集まっており、大学生、大学生院生等をあわせ、約1万人の学生が通学しています。
名称 | 横浜国立大学 |
学部 | 教育学部、経済学部、経営学部、理工学部、都市科学部 |
在校生 | 10,000名 |
アクセス | 〒240-0067 神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79−1 |
公式サイト | https://www.ynu.ac.jp/ |
理念
自己推薦書を書くにあたり、特に重要なのが大学の理念を把握しておくことです。
- 実践性
- 先進性
- 開放性
- 国際性
- 多様性
横浜国立大学は、みなと街であり国際色豊かな横浜に位置しているだけに、国際的かつ多様性のある人材の育成を理念としています。理念については、面接等で聞かれる可能性もありますので、必ず一度目を通しておきましょう。
横浜国立大学の自己推薦書
横浜国立大学で、自己推薦書が必要となる入試方法について説明します。横浜国立大学の入試方法は、一般選抜、総合型選抜など、様々な方法があります。
- 一般選抜
- 総合型選抜
- 学校推薦型選抜
- 帰国生徒選抜
- 外国学校出身者選抜
- 社会人選抜
- 私費外国人留学生入試
- YOKOHAMA Socrates Program
このうち、社会人選抜以外の全ての入試で自己推薦書が必要となります。
※入試情報については、2024年度の入試情報を参照しています。
合格できる自己推薦書のポイントは
自己推薦書は、入試や面接では伝えられない自身のアピールポイントを伝え、また大学に入学するためにふさわしいことを伝えることができる書類です。ここでは、合格に向けた自己推薦書を書くためのポイントを3つお伝えします。
学校・学部、学科について調べる
自己推薦書を書く際は、必ず学校、学部、学科についてよく調べた上で記入することが大切です。自己推薦書は、単なる自己PRをする書類ではなく、いかに学校や学部が求める人物像にふさわしいかも伝える必要があります。
学校の文化だったり校風、学部や学科における研究テーマや特色を調べ、できるだけそれに関連付けた情報を記載するようにしましょう。
面接の回答や調査票と矛盾しない内容にする
多くの場合、自己推薦書は面接などの際に利用されます。そのため、面接や調査票といった提出書類と内容が矛盾しないように記載することが大切です。たとえば、自己推薦書には得意な教科は数学と書いているのに、面接では古文と回答するなど、矛盾があると面接官に不信感をあたえてしまい、矛盾がある人間に思われてしまいます。
面接対策をする際は、自己推薦書の内容も踏まえて、行うといいでしょう。
具体的なエピソードを交える
自己推薦書で自己PRをする際は、具体的なエピソードをいれるようにしましょう。スポーツについて得意だったことをアピールしたい場合は、出場した大会や成績を記載し、また過程でどういった努力や工夫をしたのかといった点も記載することで、イメージをもって伝えることができます。
横浜国立大学に合わせた自己推薦書の書き方
自己推薦は、大学や学部にあわせた書き方が大切です。ここからは、横浜国立大学の校風なども踏まえ、横浜国立大学に合わせた自己推薦書の書き方を解説します。
入学後の行動や意欲を伝える
横浜国立大学の入試要項では、自己推薦書の内容について言及しています。そこでは、以下のように書かれています。
自己推薦書は志望学部・学科等のアドミッションポリシーを踏まえた大学入学後の目標と、その目標を達成するために努力したいことなど、学びに対する姿勢と学習意欲を確認します
自己推薦書には、学部、学科の理念を理解し、そのうえで入学後の目標や、そのためにどんな行動をしたいと考えているのかを具体的に記載するようにしましょう。
挑戦したい気持ちをいれる
横浜国立大学の自己推薦書においては、特に挑戦や新しい取り組みへの気持ちを入れるようにしましょう。横浜国立大学の理念には、先進性や開放性など、物事に対して新しい気持ちで取り組むことや幅広い視点や視野を持つことを重要視しています。自己推薦書の中にも、こういった理念にそって行動していくことを入れておくといいでしょう。
バランスよくPRする
自己推薦書には、一つの教科だけでなく、全体についてバランスよくアピールすると、印象が良くなります。横浜国立大学は、全学部がすべてのキャンパスに集まり、学部、学科を超えたプログラムも充実しています。また、理念として多様性をあげています。それだけ、色々な価値観を受け入れたり、興味を持つ学生に期待している校風があることが伝わります。
校風に合わせて、柔軟な思考や考えを持っていることを自己推薦書の中に記載しておきましょう。
自己推薦書を書く際の注意点とは
自己推薦書は、普段書きなれていない書類のためにどのように書けばいいのかわからないという方も多いことでしょう。そこでここでは、自己推薦書をお書く際の注意点についてお伝えしておきます。
自分の言葉で書く
自己推薦書は、自分の大学についての気持ちや入学後の行動伝えたり、これまで頑張って来たことをアピールする書類です。そのため、出来るだけ自分の気持ちが伝わる言葉で書くようにしましょう。何かを参考にすることは構いませんが、丸写しにしたり、真似るのではなく、自分で考えて書くことが大切です。
学部ごとのテーマに注意する
横浜国立大学の場合、場合によっては自己推薦書についてテーマが与えられている場合があります。自分の行きたい学部はテーマが設定されているかを入試要項などで確認してください。また、自分ではテーマに沿ってかいているつもりでも、客観的にみるとテーマからずれてしまっているということはよくあることです。テーマがある場合は、テーマに沿ってかけているかを第三者目線で確認してもらいましょう。
嘘を書かない
自己推薦書の中には、嘘をいれないようにしましょう。自分を良くみせたい、アピールしたいという気持ちが強くなり、ついつい話を大きくして書いてしまいたくなるかもしれませんが、自己推薦書の中には出来るだけ嘘があると、面接の際に矛盾が生じたり、深く聞かれた際に応えられない可能性もあります。自己推薦書には失敗も含め、自分のことを正直に記載するようにしましょう。
まとめ
本日は、横浜国立大学の自己推薦書の概要、合格するための書き方や注意点についてまとめました。これから横浜国立大学の受験を考えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
株式会社吉和の森 代表取締役
青森県八戸市出身。2019年11月、ライフワークとしてデジタル・マーケティングに携わり、人の役に立ちたいたいと思い起業。さまざまな業態・業種の事業案件を手掛けている。コンテンツ立ち上げ後の集客や運用、コンテンツを持っている事業者との「アライアンス業務」、「Webを使った集客」を強みとするウェブ解析士マスター、チーフSNSマネージャー、提案型ウェブアナリスト。
著書:日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」(https://amzn.asia/d/4fMhaK8)
株式会社吉和の森:https://yoshikazunomori.com/