バスケの強い大学でスポーツ推薦があるところは？全国レベルをピックアップ

バスケの強い大学でスポーツ推薦があるところは？全国レベルをピックアップ

 

スポーツ推薦は、大学入試の方法の1つです。自分が高校時代に打ち込んだスポーツの経歴や実績をもとに、部活動の顧問に推薦してもらったり、自己推薦による公募で応募ができます。

本記事では、スポーツ推薦実施校のうち、バスケットボール強豪校に着目して、導入している学校や入試方法などについて紹介します。

 

 

スポーツ推薦があるバスケの強豪大学

スポーツ推薦では、スポーツに関する実績や経歴が重視されますが、一方で基準を満たすだけの評定平均や、学力も求められています。

ここでは、バスケットボール強豪校がどのような試験内容でスポーツ推薦の学生を受け入れているかや、学校自体の特徴について紹介します。

 

【私立】青山学院大学｜東京　

青山学院大学は、2010年、11年度の学生大会で優勝実績のある、バスケットボール強豪校です。スポーツ推薦で入学可能な学部としては以下です。

 

・文学部

・教育人間科学部

・法学部

・経営学部

・国際政治経済学部

・総合文化政策学部

・社会情報学部

・コミュニティ人間学部

 

「スポーツに優れた者方式」と、社会情報学部にのみ存在する「相模原キャンパスアスリート方式」という2つの入試形式でスポーツ推薦を受け入れており、それぞれで要綱は異なります。

前者は一次試験の書類選考と、二次試験の小論文及び面接、後者は一次試験の書類選考と二次試験の面接からなります。

 

ただし、相模原キャンパスアスリート方式の受験には、該当の部活動（今回は青山学院男子バスケットボール部）部長からの推薦が必要なため、受験に際しては注意が必要です。

 

【私立】早稲田大学｜東京　

早稲田大学では、スポーツ科学部への入試に、スポーツ推薦が利用できます。入試の方式は以下の4種類です。

 

・総合型選抜I群

オリンピックを含めた国際大会への出場経験、あるいはそれに相当する能力を要求される試験です。

事前セミナーへの参加が必要で、セミナーへの参加後、書類審査とエッセイ評価、面接審査が行われます。

 

・総合型選抜II群

書類および面接での選考が行われる試験ですが、公募制ではなく、スカウト制の試験です。

 

・総合型選抜III群

スポーツに関する自己推薦入試です。書類選考と二次選考の2段階が用意されており、二次選考では小論文と面接試験を行います。

 

・社会人スポーツ自己推薦入学試験

社会人として全国総統の大会に出場した経験を持っている上で、4年以上の社会人経験、あるいは3年以上の社会人経験と大学卒業実績のあるものを対象とした試験です。

評定要件などはありませんが、受験にあたってはTOEICのスコアシートと、キャリアプランの提出が必要です。

こちらも書類選考と面接試験が行われます。

 

【私立】専修大学｜東京　

専修大学のスポーツ推薦では、学校推薦型選抜という試験方法をとっています。どの学部も書類審査が必須で、その他学部ごとに小論文や面接、グループディスカッションがあります。

 

専修大学の男子バスケ部は、2002年に全国で優勝、2004年には男女ともに関東大学リーグ戦で優勝した実績があります。このほか、2012年には関東大学新人選手権大会で、女子バスケ部が優勝している強豪校です。

 

【私立】大東文化大学｜東京　

大東文化大学には健康科学部スポーツ科学科があり、スポーツ推薦で入学可能です。受験する条件として都道府県大会でベスト8程度の成績が必要です。

自己推薦形式をとっており、選考には自己推薦書を使った書類審査と、面接の2段階があります。

 

大東文化大学は2017年全日本大学バスケットボール選手権優勝、2021年関東大学バスケットボール新人戦優勝などの成績を残しています。

 

【私立】東海大学｜東京　

東海大学は出身学校学長から推薦を受けることが必須の、学校推薦型選抜制度をとっています。選考内容としては、書類審査のほかに、プレゼンテーション試験と面接試験が実施されています。

 

東海大学はスポーツの強豪校として知られていますが、学部数が多いことでも有名です。そのためキャンパスは7つあります。体育学部に関しては、最も大きい湘南キャンパスで授業がされています。

 

【私立】日本大学｜東京　

日本大学は学校推薦型選抜として、日本大学競技部にスポーツ推薦を導入しています。日本大学競技部では、特定のスポーツ種目で優秀な成績を有する者で将来日本を代表するスポーツ選手になり得る学生を求めています。

選考過程は、一次選考では書類審査を、二次選考は課題レポートとプレゼンテーション、及び面接です。

 

日本大学バスケ部が掲げる目標はオリンピック出場選手を育成し、文武両道を実現することです。

 

【私立】日本体育大学｜東京　

日本体育大学でスポーツ推薦を導入している学部は、体育学部、スポーツ文化学部、スポーツマネジメント学部、保健医療学部です。

競技成績として、国際大会の代表選手に選出された程度の実績が必要です。

選考では、一次選考の書類審査と、二次選考では小論文と集団面接が実施されます。

 

日本体育大学は全日本大学バスケットボール選手権大会で男子が14回優勝、女子が19回優勝するなど優秀な成績を収め続けています。

 

【私立】白鷗大学｜栃木　

白鷗大学のスポーツ推薦は専願制である点が特徴です。学力テストとして英語の試験がある他、面接を受ける必要があります。

 

白鷗大学バスケ部はインカレで2016年から2021年までの間、毎年成績を残している強豪です。男女ともに高い目標を掲げ、日々練習に取り組んでいます。

 

【国立】筑波大学｜茨城　

筑波大学のバスケットボール部は、インターカレッジを制したり、近年の全日本大学バスケットボール選手権大会に優勝していたりと、強豪として有名です。

筑波大学のスポーツ推薦の条件としては、以下の条件を満たす必要があります。

 

1.国際大会で日本代表に選抜された者

2.全国的な大会において16位以内

3.前述と同程度の水準

4.都道府県大会優勝、地域大会で入賞、全国大会出場に値する成績を収める

 

推薦入試の試験内容は、小論文と実技試験、面接の3つです。実技を磨くだけでなく、面接や小論などの対策もしておくことがおすすめです。

 

【私立】立命館大学｜京都　

立命館大学のスポーツ推薦は専願制です。また全体の評定平均が3.2〜3.5以上あることが条件です。スポーツ推薦で受験できる学部は、16学部あります。

 

また立命館大学のスポーツ推薦は定員が109人と比較的枠が大きく、狙いやすい点が特徴です。

選考内容としては、一次試験が書類選考、二次試験では小論文と個人面接・口頭試問が実施されています。

 

まとめ

本記事ではスポーツ推薦があるバスケ強豪大学をご紹介しました。

同じスポーツ推薦でも、大学ごとに受験資格や試験方法が異なります。そのため気になる大学がある方はしっかり確認しておくようにしましょう。