【専門家コラム】芸術系の学部や学科のスポーツ系推薦入試

芸術系の学部や学科のスポーツ系推薦入試
目次
スポーツ系の推薦入試ですが、芸術系の学部の入試もあります。意外かもしれませんが、結構ありますので以下ご紹介します。
大手前大学
総合型選抜入試(特技方式)第1回、第2回、第3回、第4回
大阪芸術大学
学校推薦型スポーツ選抜(重点競技種目:陸上女子・中長距離走)、(一般競技種目)
桜美林大学
第1回、第2回総合型選抜(スポーツ)
金沢学院大学
エントリー選抜(スポーツ活動方式)Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期
倉敷芸術科学大学
総合型選抜事前面談型(専願制)Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期、Ⅴ期
玉川大学
スポーツ選抜総合型入学審査Ⅰ期、Ⅱ期
星槎道都大学
総合型選抜スポーツ活動入試A日程、B日程、C日程、D日程(指定種目、一般種目)
それぞれ芸術学部と言う名前だったり美術学部と言う名前だったりします。
大阪芸術大学の入試を見る
例えば大阪芸術大学の入試を見てみましょう。
学校推薦型スポーツ選抜(重点競技種目:陸上女子・中長距離走)、(一般競技種目)と言う入試があります。
受験科目は面接と基礎運動能力テストです。
受付期間は、2025年10月9日~10月11日です。
書類選考結果は2025年10月20日です。
面接と基礎運動能力テストは2025年11月7日に行われます。結果発表日は2025年12月1日となります。入学手続きは2025年12月18日までに行う必要があります。
平均評定値の制限は特に入試要項には記されていません。
大会の出場選考基準が、重点競技種目と一般競技種目では異なりますので入試要項で良く確認してください。重点競技種目は、<中・長距離走種目>となります。
玉川大学の場合
次に、玉川大学を記します。
スポーツ選抜総合型入学審査Ⅰ期、Ⅱ期が実施されています。
高校時代に、女子駅伝、エアロビック、ゴルフ、男子バスケットボールの4競技で活躍した方を対象とした選抜制度です。本選抜制度で合格し、入学した場合は、奨学金が支給されます。高等学校の部活動に限らず、クラブチームでの活動も認めています。
対象種目は、女子駅伝、エアロビック、ゴルフ、男子バスケットボールです。
Ⅰ期は既に申込期限が終了しています。
Ⅱ期:
出願期間
郵送受付2025年11月28日(金)~12月3日(水)(消印有効)
窓口受付2025年12月4日(木)のみ(10:00~15:00)
合格発表日 2025年12月24日(水)
入学手続締切日:2026年1月5日(月)(消印有効)
競技成績に関する条件
次の①~④のいずれかに該当する者
①インターハイ・国体・ジュニアオリンピック、日本ジュニア・全国選手権等の規模以上の日本の大会(高校時代)に出場した経験がある者
②前年度の全国高校ランキング50位、日本アマチュアランキング100位程度までの記録を有する者
③ ①に準じる者として、都道府県大会以上の大会においてベスト8以上の戦績がある者④ ①~③相当の競技レベルであると本学が認めた者
本選抜制度で出願し入学した場合は、奨学金を支給する。また本学のクラブ活動(該当競技)を継続して行うこととする。
学業成績等に関する条件は、学部学科によって異なってきますので、入試要項でご確認ください。芸術学部や美術学部に興味があり、且つスポーツも大学で継続して頑張りたい高校生にとっては嬉しい入試ですね。芸術系の大学の数に比べると少ないですが、チャンスはありますね。入試要項は必ずしっかりと読み込んでください。各大学かなり条件が異なります。特待生制度も設けられている大学もあります。入試要項は高校生にとっては読みにくいものだと思いますが、ご両親や高校の先生と一緒に見てみるのも良いでしょう。申込期限は過ぎてしまうと申し込めません。注意してカレンダーなどに書いておくと良いでしょう。