【専門家コラム】親が出来る事
親が出来る事
目次
これからやっておくといいことを今回はご説明いたします。
10月と11月が申込期間のピーク
もう9月半ばになりましたね。スポーツ系推薦入試の出願期間が過ぎてしまった大学も出始めています。10月と11月が申込期間のピークになります。
今回は親が出来る事をまとめてみました。一般入試を受ける高校生や年末年始に全国大会があるラグビーやサッカーの競技の高校生は、非常に忙しくなかなか調べる時間が無いのではないでしょうか?「甘やかせ過ぎ?」と思う方もいらっしゃると思いますが、何か子供の為にしてあげたいなあと思う親御さんもいらっしゃるでしょう。そんな方は、先ずは我社の検索機能を使って良く調べてみて欲しいです。
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入試カレンダーを作成する
Excelやスプレッドシートを使って、大学名・入試名・学部学科・偏差値・必要平均評定・出願資格・受験科目・出願期間・入試日・合格発表日・入学手続締切日などを一覧にしてみると良いでしょう。結構大変な作業ですが、入試日や合格発表日、入学手続き締切日は重なったり支払い負担を減らす上ではやっておいて損は無いでしょう。結構重なる日付が入試日になる場合があるものです。
我社も注意を払って確認しながらデータのインプットをしていますが、各入試の情報のページの下の方に入試要項に直接飛べるボタンがあるので、念の為必ず各大学の入試要項をきちんと確認するようにして下さい。
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小論文の過去問を確認する
小論文が入試科目にある大学は、やはりそれなりに練習しておかなくてはなりません。過去問をホームページ上で発表していたり、発表していなくても大学に問い合わせたら過去問をくれる大学もあります。事前に傾向を知っておくことは一般受験で赤本をやっておくのと同じです。また、小論文はパッと上手になるものではありません。何度か小論文に関して今までに記事を書いておりますので、ご参考になればと思います。よく質問やご依頼のメールが来るのですが、我社は小論文指導等は一切行って居りません。
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お子さんが行きたい大学の部活動のSNS等を見てみる
ホームページやInstagram、Facebook、X等で部活動の様子をうかがうことが出来ます。メッセージを送って質問したりすると答えてくれる部活動もある思います。良く見てみましょう。メンバー紹介のページがある部活動は、どのような高校から入部しているのかもわかりますよね。その大学の部活動のレベルがなんとなく理解出来るのではないでしょうか?人数もどれくらい所属しているのか、練習日は一週間で何回ぐらいあるのか、練習場所はどこなのか等も説明されている場合が多いように思います。
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試合を観に行ってみましょう
試合場所がお住いの所から遠くなければ、試合観戦に行ってみるのも良いでしょう。
そのチームのレベルや人数、雰囲気なども分かると思います。特に秋季大会がある競技はちょうど良いシーズンになっていると思います。試合中以外であれば、マネージャーさんとかにも質問が出来るかもしれません。ご迷惑にならない程度に聞くようにしたいものです。
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各種支払い金額を確認しておく
スポーツ系の奨学金が出る大学もあります。入試要項などで確認するようにしてみて下さい。偏差値が高めの大学は比較的に少ない様な気がします。
グラウンドや体育館への移動が遠いところは、意外に毎月の交通費がばかにならないのでチェックしてみましょう。また、入部費や月次・年次の部費・合宿費・練習着代・ユニフォーム代・ジャージ代・寮費は大学はそれなりに掛かるように思います。大学によってはブレザーなどの移動着代も安くはないですよね。4年間でざっくり幾らぐらい掛かるか知っておきたいですね。
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出願書類
入試要項で早めに確認し、用意するようにしましょう。時間が掛かる出願書類もあります。例えば学校推薦型などの入試は、学校長の推薦が必要なものが多いでしょう。学校によっては学内で推薦する生徒を決めるのに時間が掛かったり、会議の日が決まっていたりしますから、早め早めに用意するようにして下さい。Web登録期間と出願期間が異なる学校もありますからこれにも気を付けて下さい。
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就職実績
就職実績もホームページなどで調べておくと良いでしょう。体育会経験者と言っても、世の中で俗に言う一流企業はやはり偏差値の高い大学の方が多く就職しています。
目安として参考にはなると思います。
一番重要なのは「入試要項」です。入念に読み込むようにして下さい。そして不明な点がある場合は、掲示板などで聞くよりも大学に直接問い合わせる方が良いと思います。