【専門家コラム】首都圏の各大学群の公募型スポーツ系推薦入試について
首都圏の各大学群の公募型スポーツ系推薦入試について
目次
今回は首都圏の各大学群の公募型のスポーツ系推薦入試についてお話致します。
「早慶上理ICU」と「GMARCH」の傾向
「早慶上理ICU」
早稲田大学
早稲田大学には公募型とお声掛け型のスポーツ系推薦入試があります。
公募型のスポーツ系推薦入試は、スポーツ科学部において総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)と言うものがあります。出願期間は2024年9月13日~9月26日です。第1次選考は書類審査、第2次選考は小論文と面接です。第2次選考は2024年11月9日です。全体の平均評定値が3.5以上必要で、欠席人数が40日以内です。全国大会出場等の優秀な競技成績が必要だそうです。出願資格は入試要項を良く確認するようにして下さい。
慶應義塾大学
公募型のスポーツ系推薦入試は見当たりませんでした。その他の推薦入試でスポーツ実績を評価しているかもしれませんが不明です。
上智大学、東京理科大学、ICU(国際基督教大学)は特に見当たりませんでした。
「GMARCH」
学習院大学は公募型のスポーツ系推薦入試は見当たりませんでした。
明治大学
国際日本学部の自己推薦特別入学試験と言うものがあります。全体の平均評定値が4.0以上必要です。英語の検定試験などで高いレベルの点数も必要です。。第1次選考は書類審査、第2次選考は小論文と口頭試問があります。出願期間は2024年9月17日~9月24日です。第2次選考は2024年11月30日となっています
青山学院大学
スポーツに優れた者と言う入試があります。全体の平均評定値が3.5以上必要です。。出願期間は2024年10月10日~10月24日です。第1次選考は書類審査、第2次選考は小論文と面接です。社会情報学部は面接(口頭試問)となっています。第2次選考は2024年12月7日です。
立教大学
アスリート選抜入試があります。その他自由選抜入試もスポーツ系の入試があります。
アスリート選抜入試でも、文学部(文学科英米文学専修)・経営学部・異文化コミュニケーション学部は英語検定などの資格や点数の制限があります。気を付けましょう。
中央大学
スポーツ推薦入試と言う試験があります。全体の平均評定値が3.0以上必要です。出願期間は2024年10月18日~11月1日です。受験科目は小論文と面接です。選考は2024年12月2日です。
法政大学
スポーツ健康学部に自己推薦入試があり、アスリートとトップアスリートの2種類に分かれています。両方の試験共出願期間は2024年10月8日~10月18日ですが、トップアスリート入試は出願資格確認が必要で、確認期間は2024年9月2日~9月20日です。
「成成明学獨國武」の傾向
「成成明学獨國武」
成蹊大学、成城大学、國學院大學には公募型のスポーツ系推薦入試は見当たりませんでした。
明治学院大学
自己推薦AO入試において、社会学部と心理学部でスポーツ系の実積も評価されるるようです。両学部とも出願期間は2024年9月20日~9月27日です。第1次選考は書類審査、第2次選考は小論文と面接です。第2次選考は2024年11月17日です。
獨協大学
課外活動推薦入試があります。Web登録期間は2024年10月1日~11月8日です。入試日は2024年11月30日となっています。外国語学部は小論文と面接、経済学部は英語と面接が入試科目になっています。
武蔵大学
総合型選抜AO入試課外活動重視型と言う入試が経済学部にあります。入試科目は総合問題と面接です。出願期間は2024年9月4日~9月12日となっています。入試日は2024年10月12日か10月13日です。
これらの大学は首都圏で人気のある大学群と言えるでしょう。強豪校とは言えない大学もあると思いますが、高校では試合にあまり出られなかったけど大学では出来るだけ出たいという方には強豪校ではない大学に敢えて行くのも選択肢としてはあるのかもしれません。
詳しくは必ず入試要項を良く確認するようにお願い致します。この様な大学群の入試は、1回だけ行われるところばかりです。第2回、第3回と行われる大学ではありません。しかも出願期間が早めの大学がありますから、希望される方は急ぎ用意する様にしましょう。