【専門家コラム】スポーツ推薦入試の為に振り返りをしよう
【専門家コラム】スポーツ推薦入試の為に振り返りをしよう
目次
この春、新大学生になる高校三年生の方へ
もう春ですね。高校三年生はあと数日でいよいよ大学生ですね。新しい環境でスポーツを楽しんで欲しいと思います。寮生活の方はもう入寮している事でしょう。大学生と高校生はまるで違うという事を思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?一方で寮の無い方で親元を離れアパートなどで生活を始めた方は、掃除・洗濯・炊事など大変ではないでしょうか?
いずれにせよ新生活に対して期待と不安があるかもしれませんが、勉強とスポーツと充実した4年間を過ごして欲しいと思います。
この春、高校三年生になる高校二年生の方へ
高校二年生の方は受験の年ですね。もう進学先の大学からお声がけ頂いている方もいるかもしれませんが、多数の方はこれからですよね。公募型を受験する方は少しずつ我社のこの検索機能を使ってみ始めて頂ければと思います。意外な大学にスポーツ系の推薦入試があって、驚かれる方がいるかもしれません。「国公立大学でもあるんだな!」、「こんな有名大学でも公募型のスポーツ系推薦入試があるの!」と気付かれる方もいると思います。
スポーツ推薦入試では、大概が面接が有ります。どんなことを聞かれるのか気になるところでしょう。過去の記事で解説していますから、色々読んで頂ければありがたいです。そこで一つやっておいて欲しいことがあります。それはご自身の振り返りです。特にスポーツのご経験の振り返りを良くやって頂きたいのです。面接だけではなく、大学によっては小論文でもスポーツ経験の中から学んだことを記述するように求めて来る大学もあるでしょう。ですからしっかり振り返りをやって欲しいのです。早い方は幼稚園から、遅い方でもこのような受験を志す方は高校入学からはスポーツを必死でやって来たのだと思います。長い方も短い方も過去から現在までの経験をまとめてみましょう。
スポーツをやってきた経験のまとめ方
先ずはやって来たことを箇条書きにしてみましょう。ずっと同じスポーツをやってきた方と途中で変えてきた方とちょっと異なるかもしれません。ですが基本的には最終的に高校三年間で行ってきた種目を受験ではお話したり小論文で書いたりすることになるでしょう。何故なら大学でも同じ種目を継続するであろうからです。一般的にはスポーツ推薦入試で合格した方は大学でも同じ種目を継続することになると思います。大学のアメリカンフットボール部に入る方は大学によっては高校生時代にやっていなくてもその他の種目で受験基準の実績があれば受験できる場合があります。この種目は大学から競技人口が急に増加するからです。同じ様な種目にラクロスがあります。これも大学から急に競技人口が増えますね。
話を戻し、振り返りについてです。どの様な練習をしてきたか、その時に楽しかったことや辛かったこと、思考錯誤したこと、学んだことを考えてみましょう。楽しくやって来た高校生も辛かったことはあったでしょう。怪我をしてしまい、その怪我の中から学んだことも有ると思います。自分の気持ちだけではなく、周りがどう接してくれたか、励ましてくれたかも考えてみて下さい。個人種目でも仲間がいたでしょうから、人間関係の中で学んだことは数多くあるはずです。仲間から、先輩から、後輩から、指導者から、ライバルチームから本当にたくさんのことを学んでいるはずですよね。何気なくやってきた方も学んでないことはないと思います。それを考えてみて欲しいです。
大学進学後、何をしたいか
次に大学進学後のことです。是非とも考えてまとめてみて欲しいことは、今迄に学んだことを大学生活の中でどう活かすかです。大学は高校と当然違います。ですが活かせることも多々あるはずです。そして将来の夢を叶える為に何が活きて来るか問う大学もあるかもしれません。
面接は実績だけを言う場ではありません。それは提出された書類を見ればわかることです。過去の振り返りは重要です。受験が近づいてからギリギリであわてて考えるのではなく、今のうちに少し考えてみましょう。振り返ることにより、受験だけではなく高校三年生と言うラストイヤーの部活動に活かせることがあるかもしれませんよ。