【専門家コラム】早稲田大学のスポーツ系推薦入試について
【専門家コラム】早稲田大学のスポーツ系推薦入試について
目次
早稲田大学スポーツ科学部の総合型選抜入試について
東京の私立大学の両巨頭は早慶と呼ばれる早稲田大学と慶應義塾大学でしょう。今回はその早稲田大学スポーツ科学部の総合型選抜入試について御説明致します。その入試には、総合型選抜Ⅰ群、Ⅱ群、Ⅲ群の3種類の入試形態があります。以下解説致します。
「総合型選抜Ⅰ群(トップアスリート入試)」
オリンピックや世界選手権等、国際舞台での活躍を期待できる優れた潜在能力をもつアスリート対象の入学試験です。出願前に事前セミナーの受講と個別面談に参加することが必要となります。これらの受講や参加を行わなかった方は、出願が認められません。募集人員は若干名となっています。昨年の第1回事前セミナーの参加募集は、2023年4月17日から開始されました。特別な入試形態なので、我社の検索システムには掲載していません。
「総合型選抜Ⅱ群(アスリート選抜入試)」
この入試制度は、公募制とはなっていません。早稲田大学の体育各部と連携して行われる様です。選考方法は書類および面接となっているとの事です。公募制ではないので、スポーツ推薦ドットコムでは取り扱っていない入試となります。
「総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入試)」
募集人員は60名です。出願資格として、高校在学時に全国大会出場等の優秀な競技成績(高校日本代表および同候補を含む)を有する者と書かれています。自己推薦なので誰でも出願できる様ですが、ハイレベルな実績が求められますね。そして調査書の基準ですが、高校3年間の全体の平均評定値が3.5以上で3年間の欠席に数が40日以内の者が対象となる様です。詳細は今年発表される入試要項を御確認下さい。昨年の各日程は以下の通りでした。
・出願者Web登録と第1次入学検定料の納入、出願書類の提出
2023年9月15日(金)~2023年9月28日(木)
・第1次選考合格者発表
2023年10月25日(水)
・第2次入学検定料の納入
2023年10月25日(水)~2023年10月30日(月)
・第2次選考
2023年11月4日(土)
・第2次選考合格者発表
2023年11月10日(金)
・第1次入学手続
2023年11月10日(金)~2023年12月15日(金)
・第2次入学手続き
2024年3月中旬
(選考方法)
第1次選考:書類審査
第2次選考:小論文と面接(場所は所沢キャンパス)
第2次選考は第1次選考合格者のみに実施されます。小論文は、提示された文章・資料等の内容を踏まえて、自己の意見を論理的にまとめ、文章化するというものだった様です。
筆記用具の指定も有り、黒の鉛筆・シャープペンシル・消しゴム等と書かれています。詳しくは今年又発表される綿らしい入試要項をしっかり読むようにしましょう。
我々のスポーツ推薦ドットコムの記事の中で何度となく入試要項について御説明してきていますが、面倒で大変だと思うのですが、入試要項は最初から最後までしっかり読むようにしましょう。担任の先生や親に任せるだけではいけません。高校生の皆さんも受験するのですからしっかり読むようにして下さい。
早稲田大学は大変人気のある大学ですよね。入学したい、そこで早大生としてプレーをしたいと思うアスリート系の学生は全国に多数いると思います。競争も激しいでしょうが、我こそはと思う方はトライしてみては如何でしょうか?その他の入試形態も多数用意されている様ですが、我社の情報検索システムは、公募制で且つ高校生の方の為の情報となっています。社会人の方や帰国子女のご経験を活用した受験方法は別途存在しますが、我社の検索システムはスポーツのご経験を利用した高校生の受験生用になっておりますので、各大学のホームページからお調べ下さい。尚、慶應義塾大学はスポーツ経験に特化した受験方法は現在のところ見当たりません。
【一般入試の場合】早稲田大学スポーツ科学部受験の攻略法とは?
早稲田大学スポーツ科学部は、スポーツに関する幅広い知識と技術を学ぶことができる学部です。ここでは、スポーツ科学の基礎から応用まで、幅広い分野をカバーしています。スポーツの実践だけでなく、スポーツ医学やスポーツビジネス、スポーツ教育など、多岐にわたる専門知識を身につけることができます。スポーツ科学部の受験では、特に以下の点に注意することが重要です。
科目選択の重要性
早稲田大学スポーツ科学部の入試では、共通テストと個別試験が組み合わされています。科目選択は非常に重要で、得意科目を最大限に活かすことが合格の鍵となります。具体的な科目構成については、毎年の募集要項を確認し、自分に合った科目を選びましょう。
また、過去問は、出題傾向を掴むための最良のツールです。過去5年分の過去問を解き、自分の弱点を把握し、重点的に対策を立てることが重要です。また、時間配分や解答のスピードを確認するためにも、実際の試験形式で解くことをお勧めします。
早稲田大学スポーツ科学部受験の試験対策
面接対策
早稲田大学スポーツ科学部の入試では、面接試験も重要な要素となります。面接では、自分の志望動機や将来の目標を明確に伝えることが求められます。自己PRや志望理由を事前にまとめておき、練習を重ねることで、自信を持って臨むことができます。
志望動機を明確化して模擬面接も活用する
志望動機は、自分の過去の経験や将来の目標と関連付けて話すことが大切です。具体的なエピソードを交えて、自分がなぜスポーツ科学部を志望するのかを明確に伝えましょう。
模擬面接を通じて、実際の面接の雰囲気に慣れておくことが重要です。友人や家族に協力してもらい、フィードバックを受けながら改善点を見つけましょう。また、面接官からの質問に対して的確に答える練習も欠かせません。
受験ストレスの解消
受験勉強は長期戦です。ストレスを溜め込まないように、適度にリラックスする時間を持つことが大切です。趣味やリフレッシュ方法を見つけて、心身のバランスを保ちましょう。
早稲田大学スポーツ科学部|一般入試当日や入学後のポイントとは?
試験当日は、緊張や不安を感じることもあるでしょう。以下のポイントに注意して、万全の状態で臨みましょう。
試験会場の確認
事前に試験会場の場所やアクセス方法を確認しておきましょう。また、試験当日のスケジュールも把握し、余裕を持って行動することが大切です。
必要な持ち物の準備
試験当日に必要な持ち物(受験票、筆記用具、時計など)は、前日までに準備しておきましょう。忘れ物がないように、チェックリストを作成することをお勧めします。
当日はリラックスして臨むことが大切です。深呼吸をして心を落ち着け、自分の力を信じて試験に挑みましょう。
合格後の手続き
合格後は、入学手続きが待っています。必要な手続きを忘れずに行い、新生活の準備を始めましょう。合格発表後、指定された期間内に入学手続きを行う必要があります。必要書類や入学金の支払いについて、しっかりと確認しておきましょう。
新生活の準備
大学生活を迎えるにあたり、住まいや生活用品の準備を進めましょう。また、大学のオリエンテーションやガイダンスに参加し、友人や先輩との交流を深めることも大切です。早稲田大学には、学生を支援する様々なサポート体制が整っています。これらを活用して、充実した大学生活を送りましょう。
大学生活のサポートも活用
大学には、学習に関するサポートが充実しています。図書館や学習支援センターを活用し、学習環境を整えましょう。また、講義やゼミの質問など、積極的に取り組むことが重要です。
キャリアセンターでは、就職活動に関する支援が受けられます。インターンシップや企業説明会など、積極的に参加し、自分の将来を見据えたキャリアプランを立てましょう。大学生活において、生活面でのサポートも重要です。健康管理やメンタルヘルスに関する相談ができる窓口を活用し、心身ともに健康な大学生活を送りましょう。
まとめ
早稲田大学スポーツ科学部の受験は、しっかりとした準備と計画が鍵となります。この記事を参考にして、受験勉強や面接対策、生活習慣の見直しを行い、自分の目標に向かって一歩一歩進んでください。合格を目指して頑張りましょう。