【専門家コラム】面接試験について
面接試験について
面接試験は個人面接・グループ面接の2種類
過去にも面接について書きましたが(記事:2022年11月6日掲載)、面接についての質問が来きますので、再び記します。どのようなことが聞かれるかについては、2022年11月6日の記事をご一読下さい。想定される質問内容については記しております。
面接試験は、大きく分けて個人面接・グループ面接となります。グループ面接の人数については学校によって異なりますし、受験者数によっても変わって来るでしょう。
面接に「口頭試問を含む」とあえて記載されている大学も見受けられます。私たちも各大学でどのような質問が夫々なされているかまでは分かりません。一番良いのはやはり受けた方に聞くことです。直接知らなくても、自分が受験しようと思う大学の各部活動の選手やマネージャーさんなどに聞くのが良いでしょう。大学の部活動はホームページや各種SNSにて発信していますので、そこからアプローチするのが早いように思います。返事が遅い大学もあるかもしれませんが、割合応えてくれると思います。
グループ面接に関してですが、一般的にはOne To Oneの質疑応答でしょう。ディスカッション形式の場合は、ディスカッションやグループディスカッションと書かれている場合が多いように思います。あえて複数人で面接するのは、面接官が比較しやすかったり時間を短縮しやすかったりするからでしょう。気を付けたいのが、面接が得意な生徒がいた場合自分はあんなにうまく話せないと気後れしてしまうことです。出来るだけ普段通りいつもの自分でいたいですね。緊張しないためには、事前に複数の人と面接の練習をすることです。学校の先生、親、友達など面接官になったつもりで話してみましょう。最初のころは思った以上に話せないものですが、回数をこなすことによって自分の意見もまとまってきますし、段々慣れても来ます。
面接は練習すればするほど上手になる
自分の言いたいことややって来たことは、箇条書きでも良いのでまとめておきたいですね。普段の練習のことや大会のことなどどのようなトピックが想定されるか考えてみましょう。そのトピックごとにポイントをまとめましょう。小論文と同じで、練習すればするほど上手になってくるはずです。ぶっつけ本番は避けましょう。練習で時間があまりとれないかもしれませんが、とにかく面接も練習です。
身だしなみにも気を付ける
身だしなみも気を付けましょう。だらしない格好で座ったり、服装の乱れが無いようして下さい。練習の時から本番の気持ちでやりましょう。声は小さいより多き方が良いです。怒鳴るほど大きい必要はありませんが、明るく元気に声を出すことは心掛けたいものです。YouTube等で面接の者を見てみても良いと思います。きっと参考になるでしょう。会社面接用が多いかもしれませんが、基本は変わりませんからみてみましょう。ドアを開けて入室するところから、退出するまで全てを見られていると思って下さい。試験日の2か月前ぐらいからは練習しておきたいです。余裕をもって準備しましょう。どうにかなるさと思って用意しておかないと、まとめて話すことに慣れていない人には意外に難しいものです。寮生活の高校生は親と練習することは難しいかもしれませんが、今はZoom等の対話手段もありますから、利用してみて欲しいです。最近はオンライン面接の大学もあります。入試要項に書かれているので、確認して下さい。オンライン面接の場合も、映し出される背景や、自分の姿勢等にも気を配りましょう。繋がりにくい場合もあるかもしれませんから、事前に確認しておきたいところです。一回だけではなく複数回確認するようにしましょう。先にも書きましたが、先ずは入試要項を良く読み、その上で経験者の方から体験談を聞ければとても参考になります。トライしてみて欲しいです。