【専門家コラム】東北の大学のスポーツ推薦入試について

2023年05月14日

2023年11月15日

今回は東北の大学のスポーツ系推薦入試の御紹介です。以下７つの大学を見てみましょう。東北学院大学、東北福祉大学、仙台大学、青森中央学院大学、国際教養大学、富士大学、石巻専修大学を取り上げます。2023年度入試（既に終了しています）について以下記します。

東北の大学のスポーツ系推薦入試

1 東北の大学のスポーツ系推薦入試

東北学院大学

東北学院大学では、「学校推薦型選抜（スポーツに優れた者の推薦）」と言う入試が行われました。調査書の全体の学習成績の状況が3.2以上必要です。スポーツの対象種目は入試要項に記載されています。小論文と面接が行われます。スポーツの実積や大会出場基準等に関しては、昨年の入試要項がご参考になると思います。以下ご確認下さい。

https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/admission/exam_guide/pdf/guide2023_10.pdf

東北福祉大学

この大学では、「総合型選抜スポーツ文化型」と言う入試が実施されました。出願資格では大会等の出場条件はありません。但し、当大学体育会加盟団体の競技実積が必要です。高校の平均評定値も3.0以上となっています。選考方法は、書類審査（調査書・志望理由書・活動報告書）、小論文、面接です。昨年実施の入試ガイドを以下ご参照下さい。

https://edu.career-tasu.jp/p/digital_pamph/frame.aspx?id=7514700-0-19&cs=1

仙台大学

仙台大学は、「スポーツ総合型選抜Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期」と言う入試が2022年の10月、11月、12月に実施されました。Ⅰ期とⅢ期は出願要件で全国大会出場以上の実積を有する者等の条件があります。Ⅱ期は大会出場条件が無いのですが、試験科目に実技試験があります。Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期共通で、書類審査・小論文（800字）・集団面接が行われます。Ⅰ期は入試要項の一覧表にある競技種目（23種目のどれか）を大学入学後も継続しなくてはなりません。Ⅱ期は一覧表にある16種目のどれかを大学入学後も継続必要です。Ⅲ期はその様な条件がありません。以下昨年実施の入試要項のURLとなります。

https://www.sendaidaigaku.jp/dnt2/_sendaidaigaku/access/nic_img/5/files/2023_sp-sogo2023.pdf

青森中央学院大学

青森中央学院大学のスポーツ推薦系入試は、「スポーツ特別選抜入学試験Ⅰ期・Ⅱ期」と言う試験が行われました。経営法学部での募集でした。第１期は2022年10月22日に、第２期は2022年12月17日に実施されました。高校の全体の学習成績の状況が、3.0以上の者が対象となります。選抜方法は、作文40点・個別面接40点・調査書20点です。技能に関して出身高校の学校長又は顧問あるいは監督から特別に推薦された者と書かれています。また、体育会系部活動において、各大会で顕著な成績をおさめた者とも出願資格にあります。下記の入試要項を見てみて下さい。https://www.aomoricgu.ac.jp/wp-content/uploads/acgu_guide2023.pdf

国際教養大学

秋田県の県立大学です。偏差値が高く、英語の授業との特色がある大学です。

学校推薦型入試の中にスポーツ系のものがあり、国際大会出場あるいは日本国内の全国規模の大会等で優秀な成績を修めた者またはこれに相当する実績を有する者とあります。詳細は昨年度の入試要項でご確認下さい。

https://admission.aiu.ac.jp/wp/wp-content/themes/aiu-admission/files/admission/undergraduate/nyugakushasenbatsuyoko.pdf

富士大学

岩手県花巻市に所在する大学です。この大学のスポーツ系推薦入試は、「学校推薦型選抜Ⅰ期・Ⅱ期（スポーツ）」と言う入試でした。経済学科と経営法学科での募集でした。硬式野球をはじめ、13種目がスポーツ推薦の対象となります。昨年は、Ⅰ期が2022年11月19日に、Ⅱ期は2022年12月10日に実施されました。両期とも評定平均値は3.0以上が必要です。選考方法は、小論文と面接となります。以下入試要項を御参照下さい。

http://www.fuji-u.ac.jp/exam/nyushi-seido/suisen