【専門家コラム】この時期親がやれたら良いこと

 大学受験についてお子さんは当然色々心配でしょうが、親御さんも心配ですよね。スポーツ推薦を検討出来るご家庭では、やはり選択肢の一つとして考えていらっしゃると思います。

非常に各競技能力にたけているお子さんだけが対象になるものと思われてる方が多いことと思いますが、スポーツ推薦入試と言っても対象資格者の幅は広いのです。ですからもし何か親がヘルプ出来ることがあるとしたら、お子さんの受験できる選択肢を広げてあげる事ではないでしょうか?実はこんな大学や学部も受験出来るんだよ、こう言う受験方法も有るんだよと教えてあげる事が出来たら良いですよね。お子さんが調べる範囲は親御さんが調べる事が出来る範囲より狭いかもしれません。場合によっては高校の先生も一般受験や学校推薦、指定校推薦は理解していても、スポーツ推薦はあまり詳しくない可能性も有ります。ですからお時間が許せば親御さんも調べてみては如何でしょうか。では以下考えて行ってみましょう。

先ずは受験出来るかどうかで知っておきたい事は、お子さんのスポーツの実績と学校の成績である平均評定値です。多くの大学は高校3年生の1学期終了時までの成績を対象としますが、一部の大学では高校2年生終了時までとなっています。その他外国語学部系や国際学部系の学部受験では、スポーツ推薦といえども英語の検定や資格が必要となって来るところも有ります。これらの事に関してお子さんの状況を把握しておいて下さい。

これらが分かったところで弊社がご提供しております検索機能で調べてみて下さい。最初は色々検索してみて欲しいと思います。検索すると各大学の受験のページの一番下には、外部サイトに飛ぶボタンがあります。クリックして頂くと、各大学のスポーツ推薦入試の入試要項のページに飛ぶ様になっておりますので、更に詳しく知ることが出来ます。現在ご提供しているデータは、2023年4月に大学に入るお子さん方が受験した入試要項に基づくものです。2024年4月に御入学のお子さん方の受験情報は今年の6月頃から順次各大学が発表されますので、今しばらくお待ち下さい。ですが今の時点でも十分にお役に立つと思います。ExcelやSpread Sheetで表を作成出来る方は、是非作成してみて下さい。検索して行くと分かるのですが、国立大学や公立大学も受験出来る事が分かります。そして意外かもしれませんが、部活動で非常に優秀な実績が無くても、受験出来る大学が結構あります。逆に公募が無く、お声掛けが無い場合はスポーツ推薦受験が出来ない大学もあります。その他、スポーツ種目によっては募集が無かったり、男女で募集が異なったりする大学も存在します。国立大学の中には実技試験にお子さんがやって来た種目以外で受験しなくてはならない場合もあります。高い技能を有する者や同等の実績を有すると判断出来る者等判別しにくい表現で受験資格を記載している大学などは、悩まずに大学に問合せる事をお勧めします。この時期はまだ来年度の入試要項が発表されていないので、発表されるまで回答を控える大学の入試課の方々もいらっしゃいますが、結構皆さんお答え頂けるのではないかと思います。もし待って欲しいと言う大学があれば、いつになったら分かるのか聞いておきましょう。大概の大学は受験方法や基準に大きな変更は有りませんが、募集を取り止める大学も有りますし、逆に募集を始める大学も有ります。大学が学部や学科を新設する場合は、パターンが変わる場合も有ります。近年スポーツ学部やスポーツ科学部等スポーツに関連する学部が出来ていますので、その様な勉強にご興味のあるお子さんは受験にご興味が有るかもしれません。注目しておいても良いと思います。

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