【専門家コラム】スポーツ系推薦入試の小論文例
今日はクリスマスイブですね。受験生の方は追い込み期間ですね。既に合格している高校3年生は楽しいクリスマスになりそうですね。
今回は具体的な3大学のスポーツ推薦系入試の過去問を見てみましょう。
目次
先ずは獨協大学の外国語学部の課外活動推薦入試です。英語の外部試験資格基準と全体の学習成績の状況は3.5以上必要ですが、各種大会参加・順位基準が無く、英語とスポーツが好きな高校生には受験し易く比較的に偏差値も高めで穴場的な位置付けにあると思われます。外国語学部の小論文は、文化人類学的なものや異文化の理解の様な問題が出題される傾向が有る様です。過去３年分がホームページに掲載されていますので、良く読み回答の練習をしてみましょう。その他獨協大学の課外活動推薦入試は経済学部にも有ります。
獨協大学課外活動入試
小論文過去問【外国語学部】
suisen_ronbun_gaikokugo_2022-1.pdf (dokkyo.ac.jp)
2022年度外国語学部入試結果
英語学科：受験者数9人、合格者9人
交流文化学科：受験者数2人、合格者１人
次に体育大学として有名な日本体育大学のスポーツ系推薦入試です。総合型選抜トップアスリート（競技実績）型入試も学校推薦型選抜スポーツ推薦入試も60分間で600字～800字で書く事になっています。400字の原稿用紙2枚分ですね。問題文も短く、長文を読ませる内容ではありません。スポーツ系の問題文となっている様です。特に難しい設問ではありませんが、書く練習をしておいた方が賢明です。
日本体育大学総合型選抜トップアスリート（競技実績）型 10 月
2022年度小論文過去問【体育学部・スポーツ文化学部・スポーツマネジメント学部】
Microsoft Word – 2022年度 総合型選抜トップアスリート型10月 (nittai.ac.jp)
2022年度入試結果
体育学部：受験者数141人、合格者数132人
スポーツ文化学部
武道教育学科：受験者数9人、合格者9人
スポーツ国際学科：受験者数2人、合格者0人
スポーツマネジメント学部
スポーツマネジメント学科：受験者数7人、合格者7人
スポーツライフマネジメント学科：受験者数5人、合格者3人
日本体育大学学校推薦型選抜スポーツ推薦
2022年度小論文過去問【全学部】
Microsoft Word – 2022年度 スポーツ推薦 (nittai.ac.jp)
2022年度入試結果
体育学部：受験者数327人、合格者数308人
スポーツ文化学部
武道教育学科：受験者数45人、合格者45人
スポーツ国際学科：受験者数6人、合格者5人
スポーツマネジメント学部
スポーツライフマネジメント学科：受験者数14人、合格者12人
児童スポーツ教育学部
児童スポーツ教育学科：受験者数13人、合格者13人
幼児教育保育学科：受験者数2人、合格者2人
保健医療学部
整復医療学科：受験者数2人、合格者2人
救急医療学科：受験者数4人、合格者3人
最後に四国の有名私立大学である松山大学を見てみましょう。松山大学は2023年度の入試結果速報ももう出ていますので記載しておきます。スポーツ推薦型選抜入試の結果は、受験者が全員合格している様です。ご参考にして下さい。経済学部・経営学部・法学部の小論文試験で共通なのは、60分の試験時間で800字以内に回答させる様になっている事です。試験問題は3学部とも全く異なります。経済学部の昨年度の設問は環境問題、2021年度は少子高齢化についてでした。経営学部は過去2年設問が1行のみで文章を読んで回答する形式ではありません。法学部は社会問題系の設問となっています。傾向を捉え、しっかりと用意をしましょう。
松山大学経済学部入学試験 【総合型選抜、スポーツ専願型選抜、特別選抜】
2022年度小論文過去問
nyusi20220702_16.pdf (matsuyama-u.ac.jp)
2023年度（入試結果速報）
総合型選抜：受験者数143人、合格者89人
スポーツ専願型選抜：受験者数12人、合格者12人
松山大学経営学部入学試験 【総合型・指定校推薦型・スポーツ専願型選抜】
2022年度小論文過去問
nyusi20220702_17.pdf (matsuyama-u.ac.jp)
2023年度（入試結果速報）
総合型選抜：受験者数205人、合格者110人
スポーツ専願型選抜：受験者数22人、合格者22人
松山大学法学部入学試験 【指定校推薦型・学校推薦型・スポーツ専願型選抜】
2022年度小論文過去問
nyusi20220702_20.pdf (matsuyama-u.ac.jp)
2023年度（入試結果速報）
スポーツ専願型選抜：受験者数12人、合格者12人
