【専門家コラム】大学部活動の見学について
大学部活動の見学について
実際に受けた方や大学のその部活動の方に聞く
もう11月ですね。スポーツ系の推薦入試を受験し終わり、卒業までのんびりしている方々も結構出始めていることだと思います。サッカーやラグビーの方々は全国大会の都道府県予選でとても忙しい方々もいることでしょう。
さて今回は、大学部活動の見学についてお話ししたいと思います。
掲示板などで小論文の傾向や面接で何を聞かれたか教えて欲しいと聞かれている方をたまに見かけます。私は?です。本当の事が分かるのでしょうか?実際に受けた方や大学のその部活動の方に聞く方が早いように思うのです。
現在はSNSで発信している大学の部活動がほとんどだと思うので、各種SNSを調べてみて、聞いてみてはいかがかと思います。早く返信をしてくれる大学もあれば、時間が掛かる大学もあると思いますが、いくつかのSNSで聞いてみると、大概は返信があるでしょう。
百聞は一見に如かず
一番良いのは実際に見学に行ってみることだと思います。
百聞は一見に如かず。見学に行くといろんな情報が入ってきます。
先ずは複数のキャンパスやグラウンド、体育館を所有している大学の場合は、自分が所属したいと思っている部活動の場所が、どこにあるのか?また、そこに行くまでにどれくらいの時間や交通費がかかるのかが分かります。大学4年間週に何度も通うところですから、学問との両立も考えて大丈夫かななど考えてみると良いでしょう。
次に、各種施設が分かるということです。どのようなグラウンドや体育館を使用しているのか、部室やトレーニングジムのレベル感も感じることができますね。「自分は将来ここでプレーするんだ。」、「仲間とここで4年間長い時間を過ごすんだ。」とか思うことでしょう。
体験できること
そしてなんと言ってもこれが大きいように思うのですが、「この方々が先輩たちになるのかあ。」、「マネージャーさんたちが優しそうだなあ。」、「こういう雰囲気なんだなあ。」などが沢山分かることでしょう。見学だけではなく、場合によっては体験できるかもしれません。
これらのことから私は実際に見学に行くことをお勧めします。大学によっては購買部でTシャツやトレーナーを販売している大学もあります。どうしても行きたい大学であれば、買ってみて気分を高めるのも良いかもしれません。
また、秋のシーズンで現在秋季大会が行われている競技も数多くあることでしょう。是非とも試合観戦してみたいものです。自分もいつかあのユニフォームを着て試合に出場するぞと意気込むことも良いでしょう。
つまり見学や試合観戦は多くの情報を得ることもできますし、頑張って入学し、そこでプレーするぞと言う気持ちになるのも良いことだと思うのです。試合の情報は、ホームページやSNSなどの部活動が発信する各種オウンドメディアで分かるはずです。調べてみましょう。
行ってみることでわかることもある
寮がある大学の部活動であれば、寮の見学に行ってみるのも良いでしょう。年間の寮費は馬鹿になりません。かなり高い大学もあるはずです。日倉必要か知っておきたいですね。
遠隔地の大学であれば、日数も費用も掛かるので容易ではないでしょうが、そう遠くないのであれば行ってみたいものです。
入試の事に関しても、過去の事例をマネージャーさんやその入試で合格した方からお話が聞けるかもしれません。
指導者の方とお話しできる場合もあるかもしれません。どのような方が指導者なのか知っておくのも良いでしょう。
多くの事は今の時代パソコンやスマホで調べれば分かると思うのですが、実際に行って、見て、話して感じてみることは大事だと思います。
これから受験する高校生の方々は準備で大変だと思いますが、合格できるように頑張ってくださいね。体調管理も十分に気を付けてください。

株式会社吉和の森 代表取締役
青森県八戸市出身。2019年11月、ライフワークとしてデジタル・マーケティングに携わり、人の役に立ちたいたいと思い起業。さまざまな業態・業種の事業案件を手掛けている。コンテンツ立ち上げ後の集客や運用、コンテンツを持っている事業者との「アライアンス業務」、「Webを使った集客」を強みとするウェブ解析士マスター、チーフSNSマネージャー、提案型ウェブアナリスト。
著書:日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」(https://amzn.asia/d/4fMhaK8)
株式会社吉和の森:https://yoshikazunomori.com/