【専門家コラム】調査は進んでいますか?

調査は進んでいますか?
もうほとんどの大学がスポーツ系の推薦入試の入試要綱が発表されています。我社のデータを更新している大学も300弱の大学情報を掲載しています。
先ずは「スポーツ推薦ドットコム」の見方をご説明します。最初に申し上げておくと、短期大学は網羅していません。基本4年制の大学で、学科試験が果たされないものを掲載しています。
1.大学名で検索できます。
直接大学名をインプットすると、その大学で行われているスポーツ系の推薦入試が調べられます。試験名が出て来た後にクリックすると、その入試の詳細が出てきます。それをさらにクリックすると、その入試の詳細が出てきます。対象の学部とか出てきます。そして受験科目も出ます。どのような科目を受験しなくてはならないか確認してみましょう。
小論文と面接か、面接だけの大学が多いです。面接に関しては、面接と言う表現を使っている大学もあれば、面談と言う表現を使っている大学もあります。口頭試問を含む大学もあります。また、面接時にプレゼンテーションをさせる大学もあるようです。
小論文に関しては、文字数や時間が入試要項には掲載されていますから、一番下のタグ(××大学の入試情報はこちら)をクリックして入試要項に飛びますから調べてみましょう。
入試要項については、きちんと面倒くさがらずに熟読しましょう。
(スポーツ成績取得)は、色々な大会の出場基準が出ています。どれかを満たしていれば出願できると言う意味です。但し大学によっては、出場している大会のレベルによって、奨学金のレベルを分けている大学もありますので、入試要項できちんと確認しましょう。また、各大会の出場基準が出ていますが、s
「それに準ずる者」と言う説明がある大学も結構あります。どのような場合が準ずるのか判断が付きにくいですよね?その様な場合は、大学に直接問い合わせすることをお勧めします。(言語成績取得)と言う項目もありますが、その様な大学は多くはありません。立教大学などは求めていたりします。
2.地域で調べられます。
ご自身のお住まいの地域の大学が調べられます。例えば関東をチェックして検索すると、関東地方各県の大学が出てきます。結構な数が出てきますので、都道府県ごとの検索は出来ませんので、地域で見ることになります。
3.学部系統で調べる。
同じ学部、似たような学部ごとにまとめています。ですが近年は非常に多くの学部名が使われるようになりました。とても変わった学部名の大学もあります。ですからそのような場合は、直接大学名で調べたり、地域で調べたりするようにしてみてください。
4.初年度学費で調べる。
私立の文系各学部は、大体入学金を含めて150万円以下が多いです。しかしスポーツ系推薦入試は奨学金がもらえる大学もあります。詳しくは入試要項をよく読むようにしましょう。
5.成績で調べる。
求める平均評定値で調べることもできます。この項目は、大学によっては複雑な場合もあります。必ず入試要項で確認するようにしましょう。
ここまで述べてきましたが、最終的には入試要項をきちんと隅々まで熟読することです。これは必ず行わなくてはなりません。難しい表現がたくさん使われていると思いますが、どうしても難しければ、親や高校の先生と一緒に見てみると良いでしょう。
最後に、スポーツ系推薦入試を長年見てきましたが、随分対象が増えたように思います。もちろん取りやめている大学もありますが、その場合は総合型選抜入試や学校推薦型入試の出願条件で十分出願できるからであったりもします。
最近は「アピール入試」や「活動××型」など部活動を広く表現している入試が見られます。分かりにくいのですが、自分のやってきたことが該当するかもしれないと思ったら見てみましょう。