【専門家コラム】今のうちに調べておこう

今のうちに調べておこう

公募型のスポーツ系推薦入試

「スポーツ推薦ドットコム」は、大学の公募型のスポーツ系推薦入試の情報を提供しています。ですから出願資格を満たせば、誰でも出願できるということですね。一部の大学では、事前面談やトライアウトをクリアした方だけ出願できるというものもあります。
公募型のスポーツ推薦系入試は、国公立の大学でも実施されています。また、理系の大学や看護系の学部でも実施されています。調べてみると意外にあるものです。
私はできるだけ早くから調べてみて欲しいなあと思います。後になって「こんな大学が実施していたのかあ。知っていたら受験したのに。」と後悔する方も少なからずいると思うからです。まだ発表になっていなくても、去年の入試要項は参考になると思います。スポーツ系の推薦入試がなくなったりすることもありますし、試験内容が変わる大学もありますが、結構毎年同じような試験をやる大学のほうが多いです。

 

夏ごろからスタート

夏ごろから早いところでは受験が始まります。一番遅いところでは、年を超えて3月に実施するところもあります。
偏差値が高めの大学は割と早めにスポーツ系の推薦入試が行われていて、年を超えて実施する大学はあまりないように見受けられます。
大概の大学は小論文と面接が受験科目になっています。小論文がなく、面接だけの大学も結構あります。
平均評定値を出願資格に入れている大学は多いですね。国公立大学では、4.0を超えるような大学もあります。もちろん平均評定値の出願資格制限を設けていない大学もあります。
プレゼンテーションをさせる大学もあります。
合格率は100%の大学も結構ありますが、偏差値が高めの大学はやはり倍率が高かったりします。

スポーツ推薦ドットコムの使い方

このような検索機能がないと、スポーツ系の推薦入試で且つ公募型を調べるのは大変です。
必ずしも「スポーツ推薦入試」というタイトルになっていなかったりするからです。
「総合型選抜入試」や「学校推薦型入試」の中に紛れ込んでいたりするからです。どのように紛れ込んでいるかというと、出願資格や評価項目の中に、部活動の実績を求める内容が入っていたりすることがあるのです。
私たちも北海道から沖縄の47都道府県の入試を調査するのは、特に「スポーツ推薦ドットコム」を開始した初年度は大変でした。大学はなんでこんなに見つけにくくしているんだろうと思ったことが何度もあります。大学によっては本当に調べにくい大学もあるのです。
大学に問い合わせをすると教えてくれたり資料をくれる大学もあります。なぜホームページで公表できないのか分かりません。国公立大学、早稲田大学、立教大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学などはきちんと公表しています。受験生ファーストで考えて欲しいですよね。
できるだけ早く調査を開始して、入試要項をよく読んでみてもらいたいなあと思います。
こんなにも受験できる大学があるのかとびっくりする方もいらっしゃることでしょう。そもそもスポーツ系の推薦入試に「公募型」があることを知らない方々もいらっしゃいます。
選手ではなく、応援団員の高校生やマネージャーの方々も応募できる大学もあるんです。
非常に高い大会実績を求める大学もありますが、そうでない大学も数多く存在します。

お声掛け系のスポーツ推薦入試だけではない

お声掛け系のスポーツ推薦入試だけではないのです。大学から声が掛からなかった高校生にもチャンスはあります。どんどん検索してみてくださいね。「ええっ、こんな大学まで実施しているのかあ。」とか、「よし、ちょっと頑張ってみるか。」と思う高校生もいるでしょう。親御さんが検索している場合も多いようですが、親御さんが見つけた場合でもぜひとも乞う高校生の方々に見せてあげてください。自分でしっかり読んだり調べたりすることも大事です。では、楽しみながら見てみてくださいね!!

 

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