【専門家コラム】大学スポーツ(ラグビー)

大学スポーツ(ラグビー)

 

サッカー、野球、バレーボール、バスケットボール、ラグビーなどの球技が、以前に比べてかなり世界大会などで日本代表が活躍するようになってきました。それによって実際に試合会場の足を運ぶ人も増えているようです。しかしそもそも子供の数が減っているので日本全国ではプレイする人数も減っていて、部活を保つのが難しくなっている競技もあるようですね。今回は一昔前に比べてかなり高校の部が減少したといわれるラグビーを調べてみました。

 

ラグビーに力を入れ始めた大学

 

五郎丸元日本代表などが活躍した2015年のラグビーワールドカップ以来日本代表も強くなってきて昔に比べて観客数は増えているようですが、実際にプレーする人はどれくらい増加しているのかわかりません。コンタクトスポーツの代表格なので、素人がパッと参加するには難しそうな印象がありますね。

ここ10年ですっかり強豪大学となった筆頭格は、男子では帝京大学でしょう。1977年に関東大学ラグビー対抗戦グループに参加しました。1996年に岩出監督が就任してからメキメキと強くなり、2008年には対抗戦グループで優勝し、翌年には日本一にも輝いています。今では日本代表に帝京大学出身者がかなり選ばれてます。

ラグビーに力を入れ始めた大学も出てきています。新潟県の新潟食料農業大学や岡山県の環太平洋大学、その他中京大学、朝日大学、天理大学なども力を入れているようです。

この競技は関東のほうがかなり強いようです。ここ最近日本一になった西日本の大学は天理大学で、2020年に成し遂げました。しかしその前は1984年の同志社大学までさかのぼらなければなりません。

一方で女子ラグビーも盛んになってきているのではないでしょうか?

男子の関東大学ラグビーリーグ戦グループは、対抗戦グループに比べて5部まであり、50大学弱が参加しています。最近では3部、4部、5部に大学でもラグビー部の強化を図っている大学もあり、スポーツ系の推薦入試が用意されているようです。プロは目指していないが、大学でも結構マジでやりたいなあと思っている高校生には良いのではないでしょうか?4部、5部になると経験者以外も結構入部していると思います。15人でプレイするスポーツですし、20人は部員が最低でも欲しいでしょうから試合には出場しやすく楽しめるのではないでしょうか。

 

ラグビーで見るスポーツ推薦

 

男子の場合はその大学にラグビー部があり、且つ公募型のスポーツ系の推薦入試を実施していれば、大概はラグビーは受験対象の部活動になっているはずです。

サッカーや野球よりは門が広がっているように思われます。出願資格はもちろん大学によって異なります。しかし強豪大学でなければ大会出場基準もそこまで厳しくはないでしょう。必ずしも全国大会に出ていなくては応募できない大学ばかりではないようです。

もちろん強豪大学は「お声がけ系」の入試も活発に行われています。公募型ではないので、誰もが受験できるわけではありません。

この競技は女子の場合は数がぐっと対象大学が少なくなります。男子ラグビー部はあっても女子ラグビー部がある大学が少ないからです。ですから女子ラグビー部のある大学は必死で集めていることでしょう。調べればすぐにわかると思います。

強豪大学でなければ大学からでも入部できる競技ですし、4年間ガッツリやるにはやりがいのあるスポーツではないかと思います。痛くもありきつくもあるでしょうが、この競技にはまっちゃったという友人が結構私の周りにはいます。

大学卒業後もサントリーやパナソニックのようなチームでされている選手の方々は、ほぼ大卒ですね。野球やサッカーに比べて圧倒的に大卒率が高いのも特徴の一つです。

今はちょうどラグビーシーズンですね。ご興味ある高校生は、観に行ってみてはいかがでしょうか?経験者も未経験者も大学で頑張ってみてもよいかもしれませんね。

 

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