【専門家コラム】獨協大学の入試
獨協大学の入試
目次
課外活動推薦入試とは
今回ご紹介するのは、獨協大学です。この大学にスポーツ系の推薦入試があるの?と思われるかもしれませんが、「課外活動推薦入試」と言う受験方法があります。あまり知られていないのではないでしょうか?「語学の獨協」として外国語教育が有名ですが、スポーツ系の推薦入試としては穴場的な位置付けかもしれません。以下ご紹介致します。
(対象学部、学科)
外国語学部 英語学科/交流文化学科
経済学部 経済学科/経営学科/国際環境経済学科
(出願期間)
ネット出願登録:2023年10月1日(日)~2023年11月8日(水)
書類郵送受付期間(消印有効):2023年11月1日(水)~2023年11月8日(水)
(試験日)
2023年11月26日(日)
(合格発表日)
2023年12月1日(金)
(入学手続期間)
2023年12月1日(金)~2023年12月15日(金)
(試験科目)
外国語学部:小論文、面接
経済学部:英語、面接
(出願資格)
以下の1~3を満たしている必要があります。
- 高校3年間同じ部活動を行い、大学入学後も原則として4年間在籍して活動する者。
- 高校の校長および所属クラブ(部)の指導者の推薦を受けられる者。
- 各学部学科の出願基準を満たすこと。
外国語学部英語学科:
高校入学から出願日までの履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上で、入試要項の出願資格基準別表(英語の資格表)の条件を満たしている者。
外国語学部交流文化学科:
高校入学から出願日までの履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上、又は外国語(英語)および国語の各教科の学習成績の状況がそれぞれ4.0いじょうであること。入試要項の入試要項の出願資格基準別表(英語の資格表)の条件を満たしている者。
経済学部経済学科、経営学科:
高校入学から出願日までの履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上であること。
(個人競技)
都道府県レベル以上の大会においてベスト8以上の成績を修めた者。
(団体競技)
都道府県レベル以上の大会において、正選手として出場し、ベスト4以上の成績を修めた者。
経済学部国際環境経済学科:
高校入学から出願日までの履修教科全体の学習成績の状況が3.5以上、かつ、外国語の学習成績の状況が3.5以上であること。
(個人競技)
都道府県レベル以上の大会においてベスト8以上の成績を修めた者。
(団体競技)
都道府県レベル以上の大会において、正選手として出場し、ベスト4以上の成績を修めた者。
(2023年4月入学者の入試結果)
外国語学部英語学科 受験者数8人、合格者数7人、倍率1.1倍
外国語学部交流文化学科 受験者数3人、合格者数3人、倍率1.0倍
経済学部経済学科 受験者数5人、合格者数4人、倍率1.3倍
経済学部経営学科 受験者数6人、合格者数4人、倍率1.5倍
経済学部国際環境経済学科 受験者数1人、合格者数1人、倍率1.0倍
獨協大学のこの入試は、入試日が11月後半と割と遅めです。合格倍率は2倍を切っており低めですね。外国語学部の大会出条件はありませんから、英検2級程度を所有していると受けやすいですね。経済学部は受験科目に小論文が無いので書くのが苦手な高校生には嬉しいですね。
体育会は2023年4月現在で36部があります。強豪校に比べて人数も多くないでしょうから、試合に出れる可能性が大きい部もあるでしょう。
高校3年間一生懸命に部活動に打ち込み、大学でもやりたいけど試合に出て楽しみながら体育会生活を行いたいという選手には良いでしょう。ワンキャンパスなので移動もなくグラウンドも綺麗な様です。英語力をしっかり身に付けて欲しいと言う獨協大学ならではの考えも出願要件には見て取れます。
部活動の事を知りたい方は、SNS等で発信されている各部活動の方々にアプローチして聞いてみるのも良いでしょう。また試合を観に行ってその場で質問してみても良いかもしれません。
ここに入試のポイントは記載しましたが、詳細は入試要項をきちんと確認して下さい。