不動産投資クラウドファンディング

儲かる?不動産投資クラウドファンディングの利回り相場・稼ぐポイントを解説

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クラウドファンディングによって投資家を集め、複数人で一つの不動産に投資する不動産投資クラウドファンディング。少額から投資できる新たな不動産投資手法として注目を集めていますが、不動産投資クラウドファンディングは儲かるのか疑問に思っている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、不動産投資クラウドファンディングの利回り相場や稼ぐポイントを解説します。

比較!不動産投資クラウドファンディングの平均利回り相場は年間5%前後

比較!不動産投資クラウドファンディングの平均利回り相場は年間5%前後

比較!不動産投資クラウドファンディングの平均利回り相場は年間5%前後

不動産投資クラウドファンディングの利回り相場は、年間5%前後とされています。例えば、200万円投資して利回りが5%だった場合は年間で10万円の利益が得られるということになります。
不動産投資クラウドファンディングの利回り相場が低いか、高いかはそれぞれの考え方によって異なります。投資はローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンが基本であることから、実際に物件のオーナーとなって運用する現物不動産投資する場合に比べると大きなリターンは期待できません。
なお、不動産投資クラウドファンディングと、他の不動産投資の利回り相場はそれぞれ以下の通りです。

・現物不動産投資:5〜8%
・J-REIT:3〜4%
・不動産ソーシャルレンディング:5〜7%

上記を見ても分かる通り、一人で投資する現物不動産投資に比べると不動産投資クラウドファンディングの利回りは若干低めですが、他の不動産投資と比較すると不動産投資クラウドファンディングは儲かりやすい不動産投資であることがわかります。

不動産投資クラウドファンディングの収益構造はインカムゲイン・キャピタルゲインの両方

不動産投資クラウドファンディングの収益は、インカムゲインとキャピタルゲインの両方から得られます。インカムゲインとキャピタルゲインの概要は以下の通りです。

・インカムゲイン:資産を保有していることで得られる利益
・キャピタルゲイン:資産を売却して得られる利益

不動産投資クラウドファンディングにおけるインカムゲインとは、家賃収入などのことです。例えば、居住用不動産に投資している場合、その不動産を借りて誰かが住むと毎月家賃を受け取れます。この「家賃」がインカムゲインです。

また、不動産投資クラウドファンディングにおけるキャピタルゲインとは、不動産を売却して得た利益のことです。投資した金額よりも高い金額で不動産を売却すると売却益が得られます。この「売却益」がキャピタルゲインです。

不動産投資クラウドファンディングの利回りが低い理由とメリット一覧

不動産投資クラウドファンディングは、利回りが低い投資と言えます。不動産投資クラウドファンディングの利回りが低い理由は、短期間のため大きな利益が見込めないことやあらかじめコストを差し引いてから募集が開始されていることが影響しています。

まず、不動産投資は長期的な運用が基本です。物件に住み続けてもらって家賃収入を積み重ねることで初期投資額を長期的に回収します。不動産投資クラウドファンディングの運用期間は数カ月から2年程度であるため、その間の家賃収入の総額は少なく、売却するにしても大きな値上がりは期待できません。

た、不動産投資クラウドファンディングは募集開始前に見込まれる利益額から管理委託費などのコストを差し引いてから利回りを算出しています。現物不動産投資の場合は、コストを削って利益を増やすなどの方法がありますが、不動産投資クラウドファンディングの場合はそれができないため、比較すると利回りが低くなってしまいます。

しかし、不動産投資クラウドファンディングは利回りが低い分、以下のメリットがあります。

・管理する手間がかからない
・少額から投資できる

まず、不動産投資クラウドファンディングは、物件の管理は事業者が全て行ってくれるため、投資家に管理する手間がかかりません。現物不動産投資の場合は、清掃やリフォーム、家賃滞納の対応など管理が必要です。管理会社に委託したとしても、管理会社選びや費用内訳のチェックなどよるべきことはたくさんあります。しかし、不動産投資クラウドファンディングであれば、全て事業者に任せることができるため、投資家は運用に関する報告書などをスマートフォンからチェックする程度の手間しかかかりません。

また、少額から投資できるというメリットもあります。不動産投資クラウドファンディングは複数人で一つの不動産に投資するため、1口1万円程度から投資できます。不動産投資は、株式投資などと異なり、景気に左右されにくく実際にその土地に建つ建物に投資するという安定性が魅力ですが、初期投資金額の高さがネックでした。そんな不動産投資に、1万円から挑戦できることは不動産投資クラウドファンディングの大きな魅力です。

不動産投資クラウドファンディングでうまく稼ぐ・儲けるポイント

不動産投資クラウドファンディングで儲けるポイントは以下の通りです。

・分散投資する
・利回りが高いだけの案件には投資しない

少額で投資できるということは、同時に分散投資ができることを意味します。例えば1万円は都内のワンルームマンションに投資し、1万円は老人ホームに投資するなどの運用が可能となります。この場合、仮に少子化が進行しワンルームに住む人が減ったとしても、高齢化が進行すれば需要が高まる老人ホームの収益を見込むことができます。このように、分散投資はリスクを分散させることでもあるため、安定した収益の確保に繋がります。
分散投資すると、万が一いずれかの案件で損失が出ても、他の案件で利益が得られていれば損失を利益で補填できます。この際、利益が損失を上回っていればトータルで見た際に損失はありません。このように、分散投資してリスクを小さくすることが不動産投資クラウドファンディングでうまく儲けるポイントです。

また、利回りが高いだけの案件は投資しないようにしましょう。利回りが高すぎる物件は、その分リスクが大きい可能性があります。不動産投資クラウドファンディングの利回りは想定利回りであることが多く、確定した数値ではありません。想定利回りは満室が続いた場合を想定しているため、実想定利回りが高くても実際には駅から遠くなかなか入居者が増えないなどのケースも考えられます。不動産投資クラウドファンディングで投資対象物件を選ぶ際は、利回りだけに注目せず、物件情報や立地エリアの需要、周辺物件の家賃相場などをよく調べるようにしましょう。

利回り別!おすすめの不動産投資クラウドファンディング事業者3選

いざ不動産投資クラウドファンディングを始めようと思っても、事業者が多くてどの事業者が良いかわからないという方もいるでしょう。そこで最後に、おすすめの不動産投資クラウドファンディング事業者3選を利回り別にご紹介します。

①TECROWD|年間利回り10%の案件もあり

多少のリスクがあっても高い利回りの案件に投資したい場合は、年間利回り10%の案件も取り扱っているTECROWD(テクラウド)がおすすめです。
TECROWDの案件の利回りが高い理由は、海外不動産を取り扱っているからです。一人で海外不動産に投資することにはさまざまなリスクがあり、現実的ではありませんが、TECROWDで不動産投資クラウドファンディングをすれば、1口10万円から利回りの高い案件に投資できます。

②COZUCHI|年間利回り5%超えの案件が多数あり

年間利回り5%以上の案件に投資したい場合はCOZUCHI(コヅチ)がおすすめです。
また、COZUCHIは不動産投資によって開発プロジェクトに参加できたり、保育園や学校などの社会インフラにも投資できるという特徴があります。幅広い不動産に投資したい場合もCOZUCHIがおすすめです。

③大家どっとこむ|年間利回り3~10%のさまざまな案件あり

年間利回りの幅広さで事業者を探したい場合は、大家どっとこむがおすすめです。なぜなら、大家どっことむは年間利回り3〜10%と、取扱案件の年間利回りの幅が広いからです。
また、1口1万円から投資でき、これまでのノウハウから収益の高い不動産のみを取り扱っているという特徴もあります。少額で大家になりたい方におすすめの事業者です。

まとめ

不動産投資クラウドファンディングの年間利回りは5%前後と、現物不動産投資に比べると低めです。しかし、利回りが低い分リスクも小さい、少額投資できるなどさまざまなメリットがあります。
安全で信頼できる不動産投資クラウドファンディング事業者を見つけ、憧れの不動産投資に挑戦しましょう。